最近、山西省晉中市平遙県にある平遙古城駅の待合室では、外國(guó)人観光客がよく見(jiàn)られるようになり、中國(guó)人観光客からは「外國(guó)に來(lái)たかと思った」という聲があがっているほどだ。

山西省の古い建築物の代表格である平遙古城は、中國(guó)で「最も保存狀態(tài)のよい4大古城」の1つ。ますます増加する中國(guó)內(nèi)外からの観光客を前に、同駅はさまざまな準(zhǔn)備を念入りに進(jìn)めてきた。まず駅構(gòu)內(nèi)での中國(guó)語(yǔ)と英語(yǔ)2ヶ國(guó)語(yǔ)サービスシステムを打ち出し、出札係とサービスカウンターのスタッフが流ちょうな英語(yǔ)で外國(guó)人観光客とやりとりをするだけでなく、ほかの部門のスタッフも簡(jiǎn)単な英語(yǔ)で案內(nèi)をすることができ、旅客の移動(dòng)交通をスムーズにしている。また待合室に特色ある撮影スポットを設(shè)置。平遙古城の城壁や雙林寺などのランドマークとなる景観をバックに、美しい古城の風(fēng)景寫真を配し、出発を待つ旅客の「人気撮影スポット」になっている。

イタリアからの観光客は、「平遙古城にはすごく感動(dòng)した。こんなに歴史のある県の行政中心地にこれほど現(xiàn)代的な駅があるなんて、想像もできなかった」と興奮気味に話した。そして平遙古城の観光を終え、高速鉄道に乗って西安に向かうというこの観光客は、「中國(guó)人の友達(dá)から西安もとても美しい都市だと聞いているので、すごく期待している」とした。

外國(guó)人旅行者の聲を聞いてみよう。

イタリア人旅行者：

「私たちの一行は北京から旅をスタートし、現(xiàn)代都市から古式ゆかしい平遙にやって來(lái)た。平遙の風(fēng)景はとてもきれいで、人情にも厚い。列車駅は清潔で、仕事ぶりは秩序よく、中國(guó)の高速鉄道にいいね！を送りたい」。

フランス人旅行者：

「初めて中國(guó)に來(lái)て、すでに13日が経った。これまで見(jiàn)てきた景色は非常に美しかった。列車の車內(nèi)は広々としており、とても快適！」

中國(guó)の高速鉄道はこのように速度によって時(shí)間と空間を縮めただけでなく、サービスによって文化に根ざした思いやりの心を伝えている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年11月25日