山西省運(yùn)城市萬(wàn)栄県にある東岳廟の屋根の棟を飾る瑞獣（11月12日撮影?曹陽(yáng))。

山西省を訪ねて歴史的建造物を鑑賞する場(chǎng)合は、上を見(jiàn)上げて屋根の上を見(jiàn)てみよう。そこかしこに「瑞獣」たちが経ったり、座ったりしており、その姿は観光客たちを魅了してやまない。新華網(wǎng)が伝えた。

中國(guó)の歴史的建造物にデザインされているこれらの特異な特徴を持ち、瑞兆として姿を現(xiàn)すとされる「瑞獣」は當(dāng)初、防水や防濕、屋根の棟の保護(hù)のために設(shè)計(jì)されていたが、竜や鳳凰、獅子などの姿へと次第に美化されていき、邪気払いや火除け、家內(nèi)安全、祈福といった意味合いを持つようになっていった。そしてその數(shù)や量、質(zhì)や色などが権力の象徴になっていった。

歴史的建造物の瑞獣のモチーフには、民間伝説や神話、昔話から魚(yú)や蟲(chóng)、鳥(niǎo)、獣、草花や樹(shù)木など森羅萬(wàn)象が含まれ、その色彩は豊かで、際立った地域の特徴や郷土色を備えている。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年11月28日