香港特別行政區(qū)新界大埔區(qū)にある高層集合住宅「宏福苑」で11月26日に発生した大規(guī)?；馂?zāi)の被災(zāi)者が困難を乗り越えることができるよう、香港特區(qū)の各界は30日も引き続き行動(dòng)を起こした。特區(qū)政府は狀況を把握し、社會(huì)各界は支援を提供し、被災(zāi)者のケアと権益を多角的に保障し、共に被災(zāi)者が安心できる環(huán)境づくりに取り組んでいる。新華社が伝えた。

香港?大埔區(qū)の広福休憩処で、被災(zāi)者に心のケアを提供するために「フリーハグ」と書(shū)かれた紙を掲げるボランティアら（11月30日撮影?陳鐸）。

特區(qū)政府民政?青年事務(wù)局の麥美娟局長(zhǎng)は、「復(fù)興事業(yè)が実施されている期間中、被災(zāi)者がずっと住める場(chǎng)所を確保する。政府が提供する全てのサービスと措置は無(wú)料となる。被災(zāi)者のために提供された支援基金は、1世帯當(dāng)たり1萬(wàn)香港ドル(1香港ドルは約20円)の緊急補(bǔ)助金、及び間もなく支給される1世帯當(dāng)たり5萬(wàn)香港ドルの生活手當(dāng)を含めて、全て被災(zāi)者のために使われる。今後は、被災(zāi)者の必要に合わせて、さまざま計(jì)畫(huà)を打ち出す」と説明した。

大埔?宏福苑火災(zāi)「緊急宿泊先手配グループ」の黃偉綸グループ長(zhǎng)兼特區(qū)政府財(cái)政司副司長(zhǎng)は、「現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、被災(zāi)者1500人以上が、無(wú)料の関連施設(shè)で宿泊している。そのうちの3分の2は、過(guò)渡的に入居できる住宅、または香港房屋協(xié)會(huì)の避難者専用住宅で宿泊している。殘りの約500人はホテルに宿泊している」と説明した。

11月30日午後4時(shí)の時(shí)點(diǎn)で、火災(zāi)が原因で146人が死亡、79人が負(fù)傷したことが確認(rèn)されている。警察當(dāng)局の死者?負(fù)傷者庁調(diào)査グループは、現(xiàn)在もスクリーニングを進(jìn)めている。行方不明者リストに載せられていたものの、連絡(luò)が取れ、安全が確認(rèn)された市民の數(shù)は159人に達(dá)した。

同日12時(shí)の時(shí)點(diǎn)で、特區(qū)政府が立ち上げた「大埔宏福苑援助基金」に寄せられた外部からの寄付金は9億香港ドルに達(dá)している。それに、特區(qū)政府が投入した3億香港ドルの始動(dòng)資金を合わせると、基金総額は約12億香港ドルとなっている。

香港赤十字會(huì)は30日、「今日から來(lái)年1月24日まで、毎日24時(shí)間體制で、心のケアホットラインを開(kāi)設(shè)している。サービスの対象となるのは、火災(zāi)の影響を受けた大埔區(qū)の住民とニーズがある市民」と発表した。

また、被災(zāi)者が避難所からさまざまコミュニティへと移動(dòng)しているのを受け、末端醫(yī)療署は、「香港特區(qū)の18區(qū)の康健センターを拠點(diǎn)として、被災(zāi)者に無(wú)料で基本醫(yī)療を提供する」と発表した。

社會(huì)福利署のソーシャルワーカーはこれまでに、被災(zāi)者約1300人に接觸し、被災(zāi)者3200人を登録した。そして、「1世帯につきソーシャルワーカー1人」を手配して、追跡支援サービスを提供している。また、香港特區(qū)の各區(qū)から駆け付けた市民がボランティア活動(dòng)に參加するために長(zhǎng)蛇の列を作っている。

大埔區(qū)の李細(xì)燕區(qū)議員は、「香港特區(qū)には、目に見(jiàn)えない力があり、団結(jié)していて、愛(ài)がある。困難に直面すると、みんなが集まって來(lái)る」とした。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年12月1日