四川省甘孜州海螺溝景勝區(qū)を訪れたならば、この地獨特の雪景色に圧倒されない人はいないだろう。しかし、景勝區(qū)內(nèi)の氷河や斷崖絶壁で身體にロープを巻き著けせっせとゴミ拾いをする清掃員たちに気づく観光客は少ない。49歳の彭萬洪さんは同景勝區(qū)のごく普通の清掃員。37人の同僚たちと観光客が殘したゴミを拾って11年目を迎える。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
「観光客が捨てたタバコの吸殻やビニール袋、果物の皮、ペットボトルといったゴミは風で崖下に吹き飛ばされやすい。一番危険で大変なのは崖や氷河の上のゴミを清掃することだ。擔當者はロープを裝著して、雪が積もる絶壁を一歩一歩歩いてゴミを拾う。うっかりすると崖の下に転落してしまう」。彭さんによると、清掃員は雪の野外で8時間働き、顔や手、足が凍傷することは日常茶飯事で、時には崖から50メートル降りて清掃することもあるという。最もたちの悪いのはタバコの吸殻で、拾わなければ目立つし、拾うには小さすぎて面倒だし數(shù)も多い。観光客が景勝區(qū)の規(guī)則を守り、ポイ捨てをしないでほしいと彭さんは日々願う。(編集YH)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月30日
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