18日から24日までの1週間が、春節(jié)（舊正月、今年は2月19日）に合わせた大型連休となった中國。同期間中、 お正月映畫8作品による、熾烈な興行収入レースが繰り広げられ、成龍（ジャッキー?チェン）主演の「天將雄獅（Dragon Blade）」が、19日から24日の6日間で4億5千萬元（約85億5千萬円）を稼ぎ出し、トップだった。成龍はこれで、「お正月映畫王」の座を守ると同時(shí)に、出演映畫の初日興行収入新記録もたたき出した。

世界に誇る成龍の大作映畫

「天將雄獅」の高いクオリティも、業(yè)界関係者や観衆(zhòng)の間で好評(píng)を博している。多くの人が、ハリウッド大作の「ホビット 決戦のゆくえ」（2014年）や「グラディエーター」（00年）と比較し、「同作品は全くひけを取らない。最高レベルの中國の大作映畫を全世界に発信できている」との聲を上げている。

年齢層問わず人気に

同作品が19日に公開されると、そのストーリーやハリウッド大作にもひけを取らない壯大なシーンが、どの年齢層にもうけ、評(píng)価はウナギ登りとなっている。特筆すべきは、若者だけでなく、その両親らの世代の心もとらえている點(diǎn)だ。インターネット上では、「両親を連れてこの映畫を見に行く」というのがブームになりつつあるほどだ。人気女優(yōu)の李小璐（リー?シャオルー）や人気ファッション誌「時(shí)尚芭沙（BAZZAR）」の蘇芒（スー?マン）編集長なども、同映畫を見たといい、蘇芒は、「いいね！」を寄せると同時(shí)に、「母親が涙を流し、拍手していた。これこそが世界レベルの大作映畫」と書き込んでいる。 （編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年2月27日