齢80を過ぎた老人が、20歳の頃の青春時(shí)代に戻る――。映畫「20歳よ、もう一度(原題:重返20歳)」の名シーンが、現(xiàn)実の世界で「再現(xiàn)」された。華西都市報(bào)が伝えた。
2月22日(舊暦正月15日)の元宵節(jié)、四川省宜賓市に住む1990年代生まれの女性が、20歳の頃に若返りした祖母の寫真を、冗談半分でネット上にアップしたところ、多くのネットユーザーが驚嘆の聲を上げた。これは、孫娘の席雨さんが特別に取り計(jì)らい、春節(jié)(舊正月)連休中に、天真爛漫な祖母を撮った蕓術(shù)寫真だった。まるで青春時(shí)代に返ったような素?cái)长蕦懻妞?、ネットユーザーが繰り返し転送し、多くの「いいね!」を贈(zèng)った。
「中國」のロゴが入った真っ赤なジャージを身に著け、頭にはパンチーパーマのカツラをかぶり、顔には微笑みが満ち溢れ、悪戯っ子のように突き出した唇は可愛さいっぱい―――80歳老女のユーモアな寫真は、見た人全員に心地良さと楽しさをもたらす。寫真にうつっている、いまどきのファッションを身に著けた可愛い女ヒロインは、まるで青春時(shí)代に戻った妖精のようで、童心と悪戯心に満ち満ちている。
投稿者である席雨さんによると、このヒロインは、80歳になる祖母の頼乾英さんだ。春節(jié)連休中、祖母に楽しい経験を味わってもらうため、席さんは「取って置きの寫真」を撮影しようと祖母に提案した。
席さんは、「これまで祖母を撮った寫真のほとんどが、『○○にやって來ました』というお決まりのタイプで、目新しい面白さは皆無だった。好都合なことに、私の夫はカメラ撮影を趣味としていた。夫の全面的な協(xié)力のおかげで、このような特殊な撮影が、リラックスした自然なものになった」と話した。
寫真撮影が好きで、笑うことが好き―祖母の明るく朗らかな性格によって、知らないうちに、孫娘とその夫のやる気も高まった。寫真撮影に行くと聞いて、祖母のテンションはたちまち高まったという?!袱长欷长饯蓼丹?、祖母の寫真を撮影する目的。それに加え、祖母に何か新鮮な出來事を経験してもらいたいという願(yuàn)いもあった」と席さん。
席さんは、冗談まじりに、「流行に敏感な祖母は、家族の助けもあって常に新しい物にアンテナを張り巡らしている。早朝トレーニングにはきちんと煙霧対策マスクをつけて出かけるし、スマホも購入したいという。真っ先に最新情報(bào)をゲットし、時(shí)代の足並みに決して遅れてはいない」と祖母について話した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年2月24日
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