「2016年度長江流域禁漁期間に合わせた法執(zhí)行並びに水生生物繁殖放流活動」が3月1日、湖北省宜昌市で始動した。チョウザメ50匹近くとよく食卓に上る4大魚20萬匹を長江に放流した。同日をもって、長江流域は4ヶ月にわたる禁漁期間に入る。今年の禁漁期間は例年より1ヶ月早く、1カ月長い。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

長江沿岸の15の省（市）は禁漁期間と同時に強制措置を開始した。多くの要因により、長江の水生生物資源は衰退の一途を辿っており、生態(tài)學環(huán)境は憂慮する狀況に陥っている?，F(xiàn)在、よく食卓にのぼる4大魚の長江における産卵量は新中國が成立した初期の3％のみに相當し、野生のチョウザメは3年連続で自然繁殖が観測されていない。またネズミイルカはたったの1000頭余りしか殘っておらず、ジャイアントパンダの數(shù)よりも少ない。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月2日