湖南省雙牌県陽明山國家森林公園の萬和湖の右側にある遊歩道では10月23日、あちらこちらで淡い黃色の龍蝦花（ホウセンカの一種）がまるでエビが踴っているかのような獨特な形の花を咲かせていた。この植物は1億年以上の歴史をもつ「生きた植物の化石」で、陽明山において人々を魅了する秋の景色の一つだ。

龍蝦花は地球に現(xiàn)存する最古の開花する植物の一つ。1億年以上前の白亜紀にはすでにこの地球の片隅に分布しており、その後、第四紀の大陸氷河活動で大部分の龍蝦花は滅んでしまった。しかしごく少數(shù)は環(huán)境が適した地域で現(xiàn)在まで生き殘り、我々が目にすることができている。そのため、龍蝦花は「生きた植物の化石」と呼ばれている。

「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月25日