日本防衛(wèi)省は25日夜、「遼寧」率いる中國(guó)空母艦隊(duì)が同日沖縄本島と宮古島の間の宮古海峽を通過(guò)して西太平洋へ向かったと発表した。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。
NHKテレビの25日の報(bào)道によると、中國(guó)空母は東中國(guó)海の公海上を航行しており、中國(guó)空母艦隊(duì)を初めて目撃した海上自衛(wèi)隊(duì)は非常に緊張したという。毎日新聞によると、「遼寧」の今回の航行は中國(guó)海軍が空母の運(yùn)用水準(zhǔn)を高めたことを強(qiáng)調(diào)すると同時(shí)に、「1つの中國(guó)」の原則を明確に受け入れるようトランプ氏を牽制するためだ。
中國(guó)海軍軍事學(xué)術(shù)研究所の張軍社研究員は25日、環(huán)球時(shí)報(bào)の取材に「今回の「遼寧」空母艦隊(duì)による初めての西太平洋海域進(jìn)入は、中國(guó)海軍の他の水上艦が以前行った遠(yuǎn)洋訓(xùn)練と距離、範(fàn)囲、航程が似通っており、主としていわゆる第一列島線を通過(guò)して西太平洋に進(jìn)入するものだ。目的は西太平洋の海洋環(huán)境、水文気象などを熟知し、空母艦隊(duì)の遠(yuǎn)距離行動(dòng)能力、全體的な訓(xùn)練水準(zhǔn)と作戦水準(zhǔn)を高めることにある。黃海、東中國(guó)海、西太平洋海域での一連の訓(xùn)練から、「遼寧」と中國(guó)空母艦隊(duì)がすでに戦力を形成したことが見(jiàn)てとれる」と指摘。
「空母の戦力形成に5~6年、さらには10年を要する國(guó)もある。參考にできる外國(guó)の同様のノウハウがない中、中國(guó)海軍が真剣な探求、苦しい訓(xùn)練を経て、わずか4年で「遼寧」の戦力を形成したことは、外部の予想を大きく上回るものだ」と述べた。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年12月26日
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