北京で開かれていた「中日國(guó)交正常化45周年記念國(guó)際學(xué)術(shù)シンポジウム」（主催：中國(guó)社會(huì)科學(xué)院。運(yùn)営：中國(guó)社會(huì)科學(xué)院日本研究所）が27日に閉會(huì)した。中國(guó)社會(huì)科學(xué)院日本研究所の楊伯江副所長(zhǎng)はシンポジウム後の総括で、中日の友好関係について、深く厚い現(xiàn)実的共通利益を基礎(chǔ)に築かれて初めて、安定した堅(jiān)固なものになると指摘した。人民網(wǎng)が伝えた。

楊氏は中日の専門家や學(xué)者數(shù)10人によるシンポジウムの成果を総括した後に「來賓間には一部溝があったが、割合多くの共通認(rèn)識(shí)にいたった」として、以下を挙げた。

（１）雙方の來賓は中日関係を非常に重視した。雙方は中日関係が各自にとって最も重要な対外関係の1つであることに同意し、現(xiàn)狀に満足してはいないことも認(rèn)めた。

（２）情勢(shì)に重大な変化が生じる中、中日間の意思疎通と深い交流の重要性を共に強(qiáng)調(diào)した。外交政策と対外関係に影響を與える諸要素の中で、資本市場(chǎng)要素及び社會(huì)的主要素の作用は明らかに増大している。

（３）ある學(xué)者は中日関係について、理性?友好の方向へ進(jìn)み、正常?常態(tài)とは何かを正確に判斷すべきだと指摘した。

（４）中日関係における理性?友好は、問題を回避せず、理性的対話?交渉によって敏感な問題を適切に解決する道を探ることも含む。

（５）雙方は中日関係に対する経済協(xié)力の重要性を一致して認(rèn)めた。「一帯一路」（the Belt and Road）イニシアティブは中日協(xié)力の深化に絶好の新たな舞臺(tái)、テストの場(chǎng)を提供した。グローバル化を背景に、中日間の相互依存はもはや局部的なもの、二國(guó)間のものではなく、系統(tǒng)的で、國(guó)際分業(yè)體制に深く組み込まれたものとなっている。

楊副所長(zhǎng)は、中日の友好関係は深く厚い現(xiàn)実的共通利益を基礎(chǔ)に築かれて初めて、安定した堅(jiān)固な、信頼できるものになりうると指摘。「45年前、上の世代の中日の政治家は遠(yuǎn)大な卓見で國(guó)交正?；蛲皮愤M(jìn)めた。45年後、中日がいかに協(xié)力を深化し、次の『段階的任務(wù)』を完成するかが、両國(guó)の學(xué)界が共同で議論する課題となる」と述べた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月29日