「戦狼（ウルフ?オブ?ウォー）」シリーズや「空天猟」などの映畫が続々と公開されるにつれて、軍事をテーマとした映畫ブームはどんどん高まる一方だ。これらに続き、中國(guó)海軍による海外救援を初めて全面的に描いた映畫「刀鋒?紅海行動(dòng)」が時(shí)間を追って製作中だ。映畫「メコン大作戦」の全面アップグレード版である同作品は、モロッコでロケを行い、陸?海?空軍が揃って「參戦」する。博納影業(yè)集団（ボナ?フィルム?グループ）の于冬総裁は、「『刀鋒?紅海行動(dòng)』によって、中國(guó)海軍の強(qiáng)大なる軍事裝備が初めて明らかにされた。きっと世界トップレベルの映畫となる」と自信満々に話した。北京晩報(bào)が伝えた。

〇出演者からはケガ人続出、監(jiān)督は命がけ

中國(guó)人民解放軍の特殊部隊(duì)「蛟龍突撃隊(duì)」の隊(duì)長(zhǎng)を演じた張?jiān)U(チャン?イー)は、「撮影中に、出演者は全員、程度の差はあるが傷を負(fù)った。だが、監(jiān)督ほど命がけとは言えない。監(jiān)督は一日最長(zhǎng)20時(shí)間も撮影を続けた。ある時(shí)、車が急に方向転換したため、監(jiān)督も車ごとひっくり返ったため、現(xiàn)場(chǎng)にいた人々は驚いて固まり、監(jiān)督も負(fù)傷した」と話した。また、爆破実行隊(duì)員を演じた杜江（ドゥ?ジャン）は、「?jìng)Eは軍人の勲章であり、我々が負(fù)った傷は全て、この映畫の最も栄えある勲章となるだろう」と感慨深げに語(yǔ)った。

「刀鋒?紅海行動(dòng)」のような厳粛な軍事行動(dòng)をテーマとする作品を製作するにあたり、林超賢（ダンテ?ラム）監(jiān)督は、各出演者に「鬼の特訓(xùn)」を行った。狙撃手役を演じた黃景瑜(ホアン?ジンユー)は、その特訓(xùn)を受けた時(shí)、非常に深い印象を持ったと語(yǔ)り、「今回の全ての撮影において厳しい訓(xùn)練を受けた。軍人の夢(mèng)を?qū)g現(xiàn)したと同時(shí)に、個(gè)人的にも大きく成長(zhǎng)した」と振り返った。

〇海軍軍艦「臨沂艦」も登場(chǎng)

2016年の國(guó)慶節(jié)（建國(guó)記念日、10月1日）連休に公開された映畫「メコン大作戦」は、メインテーマと商業(yè)映畫の見所を見事に融合させ、高い評(píng)判を拠り所に大ヒットとなった。「刀鋒?紅海行動(dòng)」では、林監(jiān)督は一段と大きな局面を展開させ、主人公を個(gè)人からチームにグレードアップ、裝備をより本格化し、より臨場(chǎng)感あふれるシーンを作り、作戦もより大規(guī)模なものとした。同監(jiān)督は、次のとおりコメントした。

「『刀鋒?紅海行動(dòng)』が『メコン大作戦』より一段とグレードアップされたことは、海軍?陸軍?空軍のさまざまなシーンが登場(chǎng)することから分かる。最も多いシーンでは、6隻の軍艦が一緒に航行し、ヘリコプターからの空撮も行った。最も感動(dòng)したのは、湛江でのロケの最中に、多くの軍備や軍艦を臨時(shí)調(diào)達(dá)しなければならなくなり、中國(guó)海軍に大変は面倒をかけてしまったときのことだ。彼らは、最大の努力を盡くして我々をサポートしてくれた。彼らの支援がなかったら、『刀鋒?紅海行動(dòng)』は完成の日を見なかっただろう」。

映畫で中國(guó)海軍のフリゲート「臨沂艦」の政治委員に扮した王強(qiáng)（ワン?チャン）は、現(xiàn)実世界では軍隊(duì)生活30年のベテラン海軍兵で、「刀鋒?紅海行動(dòng)」の軍事プロデューサーも務(wù)めた。彼は、「臨沂艦は、中國(guó)海軍に入隊(duì)したばかりの新艦だ。この映畫を通じて、多くの観客が海軍に対する理解をさらに深めてくれると信じている」と話した。

軍艦と「親密に接觸する」ことは出演者全員にとって、非常に興奮する出來事だった。軍隊(duì)出身の張?jiān)Uは、「中國(guó)の軍艦は本當(dāng)に偉大だ。本物を見ないと、我々の中國(guó)海軍の力量がますます高まっていることは実感できない。このような大きな軍艦の存在があってこそ、大きな安心感が得られる」と感激しながら話した。軍事映畫は初めてという女優(yōu)の海清（ハイ?チン）は、さらに興奮した様子で、「これほど近くで海軍の威厳を體感したのは、今回が初めてだった。一人の中國(guó)人として、このような威嚇力を大変誇らしく思う」と語(yǔ)った。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年10月20日