日本の「五星奨」遊學(xué)団の一行は北京訪問最終日となった14日朝、北京動(dòng)物園へ行き、中國の國寶であるパンダを見學(xué)した後、北京市の民間組織?國際交流協(xié)會(huì)のサポートの下、北京市モデル校?北京市第三十五中學(xué)（中高一貫校）を訪問した。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

北京市第三十五中學(xué)は1923年に創(chuàng)立。前身は志成中學(xué)で52年に北京市第三十五中學(xué)に校名が変更された。校舎などの建物は中國伝統(tǒng)の灰色がかったレンガに灰色の瓦、赤い木柱などでできており、中國らしい雰囲気が漂っているため、日本の大學(xué)生らは門をくぐるとすぐに、「特別な雰囲気の學(xué)?！工雀袊@をもらした。

同校の志成樓校史館を見學(xué)後、大學(xué)生らは「お寶さがし」の旅をスタートした。同校には音楽ホール、魯迅書院、ハイエンド実験室、民族器楽博物館のほか、中國線裝本文化遺産の申請拠點(diǎn)もあり、そこには清の乾隆帝時(shí)代に編集された一大叢書で、経、史、子、集の4部に分類されている「文淵閣四庫全書（影印本）」が保存されている。また、魯迅とその弟2人の舊居も同校の敷地內(nèi)にあり、魯迅はそこで小説「阿Q正伝」を完成させた點(diǎn)は注目に値する。

日本の大學(xué)生らは、「中國の學(xué)生は、こんな文化的で歴史のある學(xué)校で勉強(qiáng)する機(jī)會(huì)があるなんてうらやましい」と話したり、「私が見たことのある學(xué)校の中で、一番『価値の高い』學(xué)校だ」と冗談を言ったりしながら見學(xué)していた。遊學(xué)団は北京に引き続き、長春、杭州、上海などの都市も訪問し、中國の風(fēng)土と人情に肌で觸れるという。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月15日