日本を訪問中の國務(wù)院の李克強(qiáng)総理は現(xiàn)地時(shí)間の11日午前、北海道札幌市の滯在先のホテルで行われた中日知事省長フォーラムの開幕式に出席し、あいさつをした。日本の安倍晉三首相も出席した。人民日報(bào)が伝えた。
李総理は、「中日両國は重要な隣國であり、中日関係の健全で安定した発展は、両國と両國國民の根本的な利益に合致し、地域と世界の平和安定および繁栄にとってプラスになる。雙方は中日間の4つの政治文書の原則に基づいて、平和友好協(xié)力という大きな方向性をしっかりと把握し、両國の善隣友好協(xié)力を発展させなければならない。今年は中日平和友好條約の締結(jié)40周年にあたり、雙方は條約の精神を改めて振り返り、政治的基礎(chǔ)を強(qiáng)固なものにし、友好協(xié)力を開拓発展し、両國関係が再び正常な軌道に戻るよう後押しし、新たな発展を遂げるとともに穏やかに遠(yuǎn)くまで進(jìn)むようにしなければならない」と述べた。
また李総理は、「地方の交流協(xié)力は中日関係の重要な構(gòu)成要素であり、両國の民間友好を推進(jìn)するための重要なチャンネルでもある。今回の訪問期間中、中日両國政府は多くの協(xié)力合意に到達(dá)し、両國の地方や企業(yè)の深いレベルでの協(xié)力のための條件と可能性を作り出した。雙方は革新(イノベーション)に向けた発展協(xié)力を展開し、革新をめぐる対話メカニズムを構(gòu)築し、ハイテク技術(shù)や人口高齢化への対応、醫(yī)療衛(wèi)生といった経済社會の発展と國民生活の需要に対応した分野で両國が技術(shù)協(xié)力を展開することを段階的に後押しすると同時(shí)に、知的財(cái)産権を厳格に保護(hù)することに同意した。雙方の経済の相互補(bǔ)完性と優(yōu)位性を発揮し、第三國市場を共同開拓し、協(xié)力してより高い競爭力を形成し、破壊的な競爭を回避する。金融協(xié)力を強(qiáng)化し、できるだけ早く通貨スワップ協(xié)定に調(diào)印する。中國は日本に人民元適格海外機(jī)関投資家(RQFII)の投資枠を付與することに同意しており、これは雙方の投資、人的往來、金融リスクへの対応に便宜をもたらすことになる。日本企業(yè)がこのツールを十分に活用して、対中投資を積極的に拡大することを願(yuàn)う」と述べた。
また李総理は、「ボアオ?アジアフォーラム2018年度年次総會において、習(xí)近平國家主席は中國の開放の扉がますます大きく開かれていることを明確に示した。開放プロセスの中で、中國の地方の省?自治區(qū)?直轄市は日本の都道府県とのハイテク技術(shù)、ハイエンド製造、現(xiàn)代型農(nóng)業(yè)など各方面におけるマッチングと協(xié)力を強(qiáng)化したいと考えており、日本の地方政府や企業(yè)が中國の高い品質(zhì)を目指す発展プロセスに積極的に參加して、相互利益?ウィンウィンを?qū)g現(xiàn)することを歓迎する」と述べた。
安倍首相は、「日中両國の友好都市交流は絶えず発展し、両國の平和友好発展の原動(dòng)力の1つになるとともに途切れることのない友情の紐帯となっている。雙方は地方の交流の活力をさらに活性化し、人口高齢化への対応、地方の発展、観光などの分野における?yún)f(xié)力を強(qiáng)化し、両國の戦略的互恵関係の発展を推進(jìn)しなければならない」と述べた。
フォーラムには中日雙方の省長?知事ら12人が出席した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月12日
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