第14回中國(guó)（深セン）國(guó)際文化産業(yè)博覧交易會(huì)が10日から14日までの5日間、深センで開催された?！刚iむ」ための本が「聞ける」ようになったり、大きなスクリーンで見ていた映畫が手におさまるスマホ「映畫館」になったりと、來場(chǎng)者は同イベントで文化の楽しみ方が大きく変化していることを肌で感じることができる。新華社が報(bào)じた。

耳で「聞く」読書

同イベント會(huì)場(chǎng)の4號(hào)館には、中國(guó)の音聲プラットフォーム?喜馬拉雅ＦＭがオーディオブックの體験デスクを約10臺(tái)設(shè)置。イヤホンからはいろんな本の朗読音聲が流れていた。

現(xiàn)在、オーディオブックを聞く人がますます増加している。統(tǒng)計(jì)データによると、今年5月初めの時(shí)點(diǎn)で、喜馬拉雅ＦＭのユーザーは4億7000萬(wàn)人、ユーザーの利用時(shí)間は1日當(dāng)たり平均128分間、オーディオコンテンツは1億件以上に達(dá)している。

読書エリアには、紙製の本や電子書籍、オーディオブックのほか、無(wú)人の24時(shí)間営業(yè)書店も展示していた。文化がテクノロジーとコラボして、読書をめぐる體験を豊かにしている。

「持ち運(yùn)び」できる映畫館

映畫館に足を運(yùn)んで大ヒット映畫を見る時(shí)間がとれないという人に朗報(bào)だ。

同イベントでは、全く新しい映畫鑑賞スタイル「モバイル映畫館」が発表された。スマホやタブレットＰＣに専用のアプリをダウンロードすれば、映畫館で上映中の大ヒット作品を見ることができる。

中國(guó)は既に、世界最大の映畫市場(chǎng)の一つになっているものの、映畫館が少ない地域も多い。しかし、「モバイル映畫館」などのアプリが開発されたことで、映畫館の少ない地域でも最新のヒット作を鑑賞できるようになった。

息を吹き返した文化財(cái)

同イベントのサブ會(huì)場(chǎng)である雅昌蕓術(shù)センターでは、北京の故宮博物院が文化財(cái)をデジタルアーカイブ化した展示「発見?養(yǎng)心殿」を開催し、來場(chǎng)者は古代にタイムスリップしたような感覚を體験した。

文化財(cái)を360度鑑賞できるタッチパネルや宮廷料理作りを體験できるタッチパネル、皇帝の衣裝を「試著」できる體感裝置、上奏文が読めるVRヘッドセットなども展示された。

ある來場(chǎng)者は、「伝統(tǒng)的なスタイルとは全く違い、本物の『養(yǎng)心殿』に足を踏み入れたような気分を味わえた」と話した。

故宮博物院の馮乃恩?副院長(zhǎng)によると、今回の展示には、ＡＩ（人口知能）やＶＲ（仮想現(xiàn)実）、音聲認(rèn)識(shí)、畫像認(rèn)識(shí)などの最新技術(shù)が採(cǎi)用されており、來場(chǎng)者は朝廷の重臣たちと自由に會(huì)話したり、貴重な文化財(cái)を鑑賞したり、さらには皇帝の居住空間を「そぞろ歩き」することもできるという。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年5月17日