今月24日から29日にかけて、広西壯（チワン）族自治區(qū)成立60周年を記念して同自治區(qū)共産黨委員會(huì)宣伝部と人民日?qǐng)?bào)社、人民網(wǎng)が共同で展開(kāi)している「錬磨と奮進(jìn)の60年——海外メディアが見(jiàn)る広西2018」取材イベント。4グループに分かれて取材が進(jìn)められており、第3グループは27日、桂林市から高速鉄道で約1時(shí)間ほどの距離にある賀州市を訪(fǎng)れた。人民網(wǎng)が伝えた。

賀州市は、桂林市と広東省広州市のほぼ中間に位置し、生態(tài)環(huán)境にも恵まれ、中國(guó)國(guó)家森林観光都市としても知られている。2016年には「世界長(zhǎng)壽都市」として認(rèn)定されており、100歳以上の高齢者人口が474人、平均壽命は78歳以上と、長(zhǎng)壽の都市としても有名だ。

この日、記者一行は賀州市內(nèi)からさらに40キロ離れた千年近い歴史をもつ黃姚古鎮(zhèn)を取材した。黃姚古鎮(zhèn)は古くから商業(yè)で栄えた豊かな街。その街並みは美しく整備されており、歴史的な建物が、特色ある景観を作り出している。

古鎮(zhèn)に一歩足を踏み入れると一番最初に目に入るのが500年以上の樹(shù)齢を重ねた大きなガジュマルの木。その橫を流れる「姚江」のほとりでは、寫(xiě)生好きの人々が古鎮(zhèn)の美しい景観を描いている姿も。石畳の道を奧に進(jìn)めば、狹い路地の両側(cè)には土産物などを売る木造の商店が建ち並び、色とりどりの徳利や「黃姚豆チ（チは豆へんに支）」の名で知られる現(xiàn)地特産の黒豆を発酵させて作られた調(diào)味料、様々なドライフルーツなどが所狹しと並べられている。

通りには土産物などを扱う商店だけでなく、古民家風(fēng)のカフェや居心地の良さそうな民宿も多く、ちょっと休憩したり、のんびり滯在することもできる。

黒豆の産地ということもあり、その郷土料理には豆腐を使用したメニューが多く、なかでも毎年4月から7月に採(cǎi)れるかぼちゃの花に、豆腐や野菜で作った具材を包んだ郷土料理は見(jiàn)た目も可愛(ài)らしくとってもユニーク。

古い趣を今も殘した古鎮(zhèn)だが、現(xiàn)在は新たな観光開(kāi)発プロジェクトも著々と進(jìn)められており、數(shù)年以?xún)?nèi)には高速鉄道の駅建設(shè)も予定しているという。（文?洪東実）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年6月29日