中國(guó)の055型1萬(wàn)トン級(jí)駆逐艦が3日、大連造船所で2隻同時(shí)に進(jìn)水を行った。055型駆逐艦は2017年6月28日に1番艦が上海で進(jìn)水して以來(lái)、1年ですでに4隻が進(jìn)水した。今回の進(jìn)水は大変控え目に行われたが、それでも多くの視線を引きつけた。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。

軍事専門家の李傑氏は「055型駆逐艦2隻の同日進(jìn)水は、主力軍艦1隻の進(jìn)水という従來(lái)の慣例を破り、新たな歴史を創(chuàng)造した。これは055型駆逐艦が大量建造、大量進(jìn)水、大量裝備取付の時(shí)代に入ったこと、量産の『急行車線』に入ったことを意味する。これは中國(guó)が大型駆逐艦の建造を加速しており、今後も建造を継続するかもしれないというメッセージを伝えている」と語(yǔ)る。

各方面の情報(bào)を総合すると、055型駆逐艦は総合性能がずば抜けており、現(xiàn)在の中國(guó)水上艦の最高水準(zhǔn)を代表するものだ。

李氏によると、第1に、055型駆逐艦は満載排水量が1萬(wàn)3000トンを超える。就役すればトン數(shù)で中國(guó)最大の駆逐艦となる。第2に、055型駆逐艦はステルス性が非常に突出している。様々なステルス設(shè)計(jì)?措置を採(cǎi)用しており、総合ステルス性がずば抜けている。第3に、055型駆逐艦は搭載兵器が多く、戦力に優(yōu)れ、対艦ミサイル、対空ミサイル、対潛ミサイル、さらには対地攻撃の長(zhǎng)距離巡航ミサイルをも含む各種の垂直発射ミサイル100発以上を同時(shí)に搭載でき、対地攻撃能力が大幅に強(qiáng)化されている。一定のミサイル迎撃能力も備える。第4に、Sバンドのアクティブ?フェーズドアレイレーダーシステムとXバンドの小型フェーズドアレイレーダーシステムのデュアルバンドレーダーを採(cǎi)用しており、中距離と近距離の目標(biāo)に対する探知能力も高い。最後に、自らの情報(bào)補(bǔ)足能力と全體的な情報(bào)処理能力も非常に高く、各レベルの情報(bào)を高度に融合できる。

「055型駆逐艦は各方面の機(jī)能が揃い、総合性能がずば抜けており、対空、対潛、対艦、及びミサイル迎撃作戦、対地攻撃任務(wù)を遂行できる。中國(guó)海軍が中距離の海域や遠(yuǎn)洋に進(jìn)出するにも、各種軍艦の優(yōu)劣を考えた組合わせが必要であり、各種機(jī)能が揃っている055型駆逐艦は將來(lái)、こうした海域で各種任務(wù)を遂行できる」と李氏は語(yǔ)る。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年7月6日