このポスターをデザインしたのは、ハリウッドからも「中國(guó)のデザイナーが今、臺(tái)頭しつつある」と稱(chēng)賛を受けている黃海氏だ。黃海氏はこれまでにもアニメーション映畫(huà)「STAND BY ME ドラえもん」を含む多くの映畫(huà)のポスターを手掛けてきた?！窼TAND BY ME ドラえもん」のポスターでは、アニメと中國(guó)畫(huà)をうまく組み合わせ、キャラクターたちが、「タイムスリップ」して紅樓夢(mèng)、三國(guó)志演義、水滸伝、西遊記という中國(guó)の四大奇書(shū)に登場(chǎng)している。

中國(guó)のドキュメンタリー「我在故宮修文物」のポスター6枚のデザインも手掛けている。そのポスターをよく見(jiàn)て見(jiàn)ると、文化財(cái)の破損部分にそれを修復(fù)する「小さな職人」がおり、その橫には「大きな歴史、小さな職人」という言葉が書(shū)かれているユニークな仕上がりになっている。

今年、是枝裕和監(jiān)督の「萬(wàn)引き家族」が中國(guó)で公開(kāi)された際にも、黃海氏がそのポスターを手掛けた?！富ɑ稹工譬`マのポスターと、日本の浮世絵風(fēng)のポスターの2種類(lèi)で、作品に出てくる名シーンが描かれ、「離れ離れにならないように」という思いが込められている。どんなテーマのポスターであっても、黃海氏が手掛けたポスターは、人々の心の琴線に觸れるものがある。黃海氏は、「映畫(huà)のポスターは、映畫(huà)の良い部分を引き出し、それを昇華させなければならない。映畫(huà)の特徴に合わせて作る必要があり、想像力がとても需要になる。良いポスターには、地域や文化の壁はない」と話す。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年12月11日