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無闇なレッテル貼りは米國式覇権行為の常套手段

人民網(wǎng)日本語版 2019年08月09日16:49

このほど米財務省は事実と國際組織の権威ある評価を顧みず、中國に「為替操作國」のレッテルを貼った。非理性的で無責任なこのやり方は全く成立しない上、世界の人々はそこに米國式覇権行為の真の姿を再びはっきり目にすることになった。新華社が伝えた。

最近、人民元為替レートは市場の力に押されて1ドル=7元の大臺を突破した。米側(cè)は為替レート市場の正常な変動を無視し、國際ルールを踏みにじり、橫暴かつ理不盡にも中國を「為替操作國」に認定した。米財務省は通貨下落に干渉しないことが「為替操作」だと考えている。米側(cè)は自らの定めたいわゆる「為替操作國」の數(shù)量化基準も脇へ押しのけ、米側(cè)の引用した1998年の法律にいたっては、具體的基準がなく、より恣意的で勝手なものだと言える。この橫暴なやり方は経済學の基本常識と國際社會の共通認識に深刻に背く、プロフェッショナル精神への政治操作による冒涜であり、米國國內(nèi)と國際社會で反対の聲が広がっている。米連邦準備制度理事會(FRB)の議長経験者4人が先日ウォール?ストリート?ジャーナルへの連名寄稿で、FRBの獨立性を維持して、金融政策の決定が短期の政治的プレッシャーの影響を受けないよう確保することを呼びかけた。

事実に基づく根拠なしに、何かというと他國に無闇にレッテルを貼るのは、米國式覇権行為の常套手段といえる。昨年3月、米側(cè)の公表したいわゆる「301條調(diào)査報告書」は「知的財産権の竊盜」や「技術移転の強要」といったいわゆる「罪名」多數(shù)を、いわれなく中國側(cè)に與えた。また昨年10月、米側(cè)は自らの政治的必要性から、「略奪的経済行為」をしていると中國側(cè)を非難した。さらに今年5月には約束を守らず、前言を翻して中米経済貿(mào)易協(xié)議の深刻な頓挫を招いたのは明らかに自國であるにもかかわらず、それでも米側(cè)は逆ねじを食らわせ、「立場を後退させ、約束に背いた」と中國側(cè)を中傷した。

米側(cè)の一部はしきりに無闇にレッテルを貼っている。彼らは白を黒と言い、口から出任せを言うことがすでに習慣になっているようだ。結局のところは、自國のみの利益を達成するために、覇権主義政策の口実を探し、名目を作りたいと望み、最大限のプレッシャーを與えるために使う様々なカードを集めたいのだろう。

米側(cè)のする事なす事が、中米両國民の利益を損なうだけでなく、國際ルールと國際秩序を破壊し、各國の利益と世界経済の発展を損なっている。米國の一部が生々しい「ケースメソッド」を用いて、「橫暴専橫」や「信義に背く」、「二転三転する」、「私利私欲をむさぼる」、「貪欲で飽くことを知らない」といった覇権主義のレッテルを自らに貼るたびに、米國の國際的信望は「斷崖のように」滑り落ちていっている。米グローバル政策研究所のシニア?フェローは「交渉過程で前言を翻すのはすでに米國の対外政策の常態(tài)となっており、人々に米國はもう信用できないと思わせている。これは米國にとって災難だ。以前、コメルツ銀行の最新の調(diào)査でも、米國を『信用できない』と考えるドイツの中小企業(yè)は2000社に上った」と語る。

「為替レートカード」を仕立て上げて競爭相手を叩くのは、米國の常套手段ともいえる。日本の経済學者、田代秀敏氏は他國を「為替操作國」に認定するのは、米側(cè)にとって交渉ツールだと指摘する。米國は自らの経済覇権と利益獨占を維持するためには、かねてより手段を選ばず、亂行に及び、さらには自らのいわゆる「同盟國」さえも見逃さずにきた。中國としては、米側(cè)の切った「為替レートカード」は目新しいものではなく、ましてや何ら恐れるものでもない。米國は1990年代初めから、「為替操作」と非難して中國にプレッシャーをかけ続けてきた。今回米國の一部はさらに成果を焦っており、うわべだけ整えることすらできず、極めて粗暴に中國に「為替操作國」のレッテルを貼った。米側(cè)の一部は事実を顧みず、正當性がなく、法と相反するやり方によって、またも世界の人々の面前で自らに「ルールを破壊する」や「橫暴で不當」といった極めて不名譽なレッテルを貼ることとなった。これでは自業(yè)自得の結果を招くのは必至だといえるだろう。(編集NA)

「人民網(wǎng)日本語版」2019年8月9日 

  

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