撮影?萬珂 國家航天局

「長征5號遙」キャリアロケットと「嫦娥5號」探査機(jī)が17日、文昌航天発射場（海南?。─羌夹g(shù)エリア総組立試験を終え、垂直方向のまま打ち上げエリアに運(yùn)ばれた。今月下旬にタイミングを見計らい打ち上げられる。嫦娥5號の目標(biāo)は、月で試料を採取し地球に帰還することだ。中國初の月試料採取?帰還任務(wù)により、月探査事業(yè)重大科學(xué)技術(shù)特定プロジェクト「周回、著陸、回収」3ステップ発展戦略を順調(diào)に遂行する。北京青年報が伝えた。

今回の任務(wù)では長征5號シリーズの2回目の応用的打ち上げとなる。これまで、中國初の火星探査任務(wù)を遂行する「天問1號」探査機(jī)の打ち上げに成功している。

中國の月探査事業(yè)は2004年に立ち上げられ、「周回、著陸、回収」3ステップ発展戦略計畫が決定された。嫦娥1號から4號までの任務(wù)の成功により、同戦略の1歩目と2歩目が順調(diào)に遂行された。嫦娥5號の任務(wù)は中國の月探査事業(yè)の6回目の任務(wù)に當(dāng)たる。月面での自動試料採取?帰還を?qū)g現(xiàn)し、月の成り立ちや変化の歴史などの科學(xué)研究を掘り下げる予定だ。これは中國の現(xiàn)在までの宇宙分野で最も複雑で、難易度が最も高い任務(wù)の一つだ。今後の月及び惑星探査などの任務(wù)に向け、人材、技術(shù)、科學(xué)、工學(xué)の基礎(chǔ)を固める。また人工衛(wèi)星や有人宇宙飛行の成功に続く、中國の宇宙事業(yè)発展の新たな一里塚となる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年11月18日