駐日中國(guó)大使館が7日、東日本大震災(zāi)から10年にあたり開(kāi)催した中日青年オンライン交流會(huì)（スクリーンショット）。

東日本大震災(zāi)から10年となるにあたり、中日両國(guó)の青年間の交流と相互理解を増進(jìn)し、中日友好の継承者を育成するため、駐日本中國(guó)大使館は7日、「東日本大震災(zāi)10年 中日青年オンライン交流會(huì)」を開(kāi)催した。孔鉉佑駐日大使、宮本雄二日中友好會(huì)館會(huì)長(zhǎng)代行、関係する後援団體の代表がビデオメッセージを寄せた。人民網(wǎng)が伝えた。

當(dāng)日、震災(zāi)後の交流活動(dòng)に參加した中日の青年代表らがオンラインで集まり、中日間の友情を再び溫めた。交流會(huì)では、中日両國(guó)の青年蕓術(shù)家がテーマ曲「この絆を未來(lái)へ」や絵畫(huà)作品「友好の樹(shù)」を披露した。

孔大使はビデオメッセージで、「東日本大震災(zāi)10周年となる今年に、中日両國(guó)の若い世代が再び集い、震災(zāi)後の成長(zhǎng)の経験と結(jié)ばれた友情を分かち合うことには重要な意義がある。中日友好の基礎(chǔ)は民間にあり、未來(lái)は若者にある?，F(xiàn)在、中日関係は持続的に改善、発展しており、両國(guó)の指導(dǎo)者は新しい時(shí)代にふさわしい中日関係を構(gòu)築することについて重要な共通認(rèn)識(shí)を得た。新時(shí)代の中日関係は新たな発展のチャンスを迎えており、新時(shí)代の中日友好のため『新しい血液』が絶えず加わり、『新しいリーダー』が現(xiàn)れることが求められている」と指摘。

さらに、「震災(zāi)後、中日両國(guó)指導(dǎo)者の指導(dǎo)の下、中國(guó)政府は數(shù)回にわたり、日本の被災(zāi)地の青少年を訪中に招いた。參加者の青少年たちは北京、上海、西安などで休養(yǎng)旅行をし、心の傷を癒した。多くの日本の青少年が懇談會(huì)、交流會(huì)、スポーツ試合などを通じ、地元の中國(guó)の青少年と友達(dá)になった。これは両國(guó)の青少年にとって貴重な人生経験となり、共通の思い出となったと信じている?！簹r寒くして松柏を知り、難患いて真情を見(jiàn)る』という言葉の通り、10年前の震災(zāi)は多くの人にとっての運(yùn)命の分岐點(diǎn)であり、多くの被災(zāi)地の若者を一夜にして大きく成長(zhǎng)させ、また、中日両國(guó)の若い世代をしっかりと結(jié)んだ」と述べた。

孔大使は最後に「皆さんが中日の代々友好を受け継いでいくという歴史的使命を擔(dān)い、中日の交流と協(xié)力を推し進(jìn)める中で青春のエネルギーをほとばしらせ、成長(zhǎng)し、夢(mèng)を?qū)g現(xiàn)し、震災(zāi)で結(jié)ばれた苦難を分かち合う友情を末永く続け、友好の大樹(shù)の枝葉を茂らせ、大きくたくましく成長(zhǎng)させるよう心から願(yuàn)っている」と述べた。

元駐中國(guó)大使の宮本日中友好會(huì)館會(huì)長(zhǎng)代行は、「この度のオンライン交流イベントの開(kāi)催は、中日の青年が相互交流を増進(jìn)し、各々の成長(zhǎng)の経験を分かち合い、勵(lì)まし合い、一層強(qiáng)固な心の絆を築く助けとなる」と指摘?！笧?zāi)害対策は新型コロナ対策と同様に、人類(lèi)社會(huì)が共に手を攜えて対処する必要がある。この度の交流イベントを契機(jī)に、防災(zāi)分野で両國(guó)の協(xié)力が一層深まることを希望する」とした。

「中日國(guó)民友好交流年2012」の関連行事の1つとして、以前中國(guó)は日本の學(xué)生500人近くを招待し、北京、上海、西安などを訪問(wèn)し、中國(guó)の學(xué)生と交流し、中國(guó)文化を體験し、互いの友情を増進(jìn)する活動(dòng)を行った。當(dāng)時(shí)中國(guó)への休養(yǎng)旅行に招待された日本の青年の代表として発言した川上椋輔さんの故郷は、大震災(zāi)後の津波で甚大な被害を受けた宮城県にある。川上さんは高校時(shí)代に招待を受けて訪中し、同年代の中國(guó)人と交流する中で勵(lì)まされ、夢(mèng)を?qū)g現(xiàn)するために奮闘する決意を固めたという。夢(mèng)を?qū)g現(xiàn)して北海道の地方テレビ局のアナウンサーになると、地震関連の報(bào)道に積極的に參加。後に、地方振興事業(yè)により深く參加しようとテレビ局を退社し、地方振興協(xié)力団體に加わるとともに、従來(lái)型のメディアやSNSを利用して、地方振興活動(dòng)に力を入れてきたという。

交流會(huì)では、清華大學(xué)で學(xué)ぶ葉沁媛さんが當(dāng)時(shí)日本の若者たちの受け入れに參加した狀況や、自らの10年間の成長(zhǎng)の経験を振り返るとともに、今後は日本での學(xué)術(shù)會(huì)議への參加や、大學(xué)訪問(wèn)、日本の學(xué)者との交流を行い、學(xué)びたいとの考えを示した。葉さんは日本の青年の友人達(dá)と交流する機(jī)會(huì)が増えてほしいとも考えている。 （編集NA）

交流イベントでは、東日本大震災(zāi)発生後に中國(guó)各界が日本の震災(zāi)との闘いや被災(zāi)者救援に聲援を送ったことが紹介された（スクリーンショット）。

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年3月9日