中國(guó)侵略日本軍第七三一部隊(duì)罪証陳列館の楊彥君研究員が編集主幹を務(wù)めた文書(shū)?文獻(xiàn)集「関東軍防疫給水部留守名簿」、「甲第一八五五部隊(duì)留守名簿」、「関東軍防疫給水部復(fù)七名簿」（3部?計(jì)5冊(cè)）がこのほど刊行された。初公開(kāi)となるこの1400ぺージ余りの核心的文書(shū)は、中國(guó)侵略日本軍第七三一部隊(duì)（略稱「731部隊(duì)」）及び一八五五部隊(duì)の総規(guī)模、階級(jí)、隊(duì)員構(gòu)成など詳細(xì)な情報(bào)を記録している。新華社が伝えた。

731部隊(duì)問(wèn)題の研究に関するこれまでの學(xué)術(shù)的成果は、細(xì)菌戦や人體実験など戦時(shí)犯罪行為、戦爭(zhēng)責(zé)任、戦後被害などの問(wèn)題に関するものが多く、731部隊(duì)全隊(duì)員の名簿など重要な基本的史実の研究は少なかった。専門家によると、「留守名簿」などの文書(shū)の発見(jiàn)?整理?研究は731部隊(duì)の総規(guī)模、隊(duì)員の出身、身分構(gòu)成及び日本の細(xì)菌戦體制など基本的史実の問(wèn)題に関する研究を深めるうえで支えとなる直接的史料であり、際立った學(xué)術(shù)的?現(xiàn)実的価値を持つ。特に731部隊(duì)のほとんどの隊(duì)員の情報(bào)が「留守名簿」によって初めて明らかになったことは、日本の細(xì)菌戦、731部隊(duì)の犯罪行為を全方向から知るうえで非常に重要な証拠となる。

今回「留守名簿」などの文書(shū)がまとめて刊行されたことで、中國(guó)侵略日本軍の細(xì)菌戦に関する史料文獻(xiàn)の出版分野における中國(guó)の重大な空白部分が埋められた。文書(shū)?文獻(xiàn)集の出版を企畫した上海交通大學(xué)出版社北京出版センターの安宏濤編集長(zhǎng)は、「これまで國(guó)內(nèi)では抗日戦爭(zhēng)関連の書(shū)籍が多數(shù)出版されたが、中國(guó)侵略日本軍の細(xì)菌戦に関する文獻(xiàn)や書(shū)籍は多くなかった。これらの核心的文書(shū)の初公表は、歴史の真相を復(fù)元し、學(xué)術(shù)研究を推進(jìn)するうえで重要な意義を持つ」と述べた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年6月11日