「元宵節(jié)（舊暦1月15日、2022年は2月15日）が過ぎると、やっとお正月が終わる」。今年の春節(jié)（舊正月、2022年は2月1日）には北京冬季五輪が開催されたこともあって、オンライン市場(chǎng)とオフライン市場(chǎng)が相次いで消費(fèi)のピークを迎えた。元宵節(jié)ムードも高まり、色とりどりの湯圓（もち米粉で餡を包み茹でた団子）や色鮮やかな提燈などの商品がよく売れるようになり、元宵節(jié)を祝うイベントなどの民間の文化イベントも大いに盛り上がった。

生鮮食品EC「叮咚買菜」が14日に発表したデータを見ると、2月10日以來、さまざまな種類の湯圓の売上の前期比増加率が15％を超えた。南方地域のユーザーは甘くない湯圓を購(gòu)入した人が90％以上を占め、上海、杭州、蘇州が消費(fèi)の中心だった一方で、北方地域ではチョコレート餡、ドリアンの餡、5種類のナッツの餡などが入った一風(fēng)変わった味の湯圓が人気だった。14日の京東の売り上げデータを見ると、いろいろな味がセットになった湯圓が一番の売れ筋で、オレオチョコ餡、甘くない餡は売り上げが何倍も伸びた。

できあがった湯圓を買うだけでなく、自分で作った消費(fèi)者も數(shù)多くいる。業(yè)者が次々に目新しい味を売り出し、グルメブロガーはその皮をめぐってあの手この手を駆使している。自宅で冬季五輪マスコットのビンドゥンドゥンとシュエロンロンをかたどったものを作ったブロガーも多く、大いに注目された。

提燈を飾ったり、水に浮かべたりして、提燈に書かれたなぞなぞを當(dāng)てるのが、舊暦1月15日の元宵節(jié)の伝統(tǒng)的な風(fēng)習(xí)だ。さまざまな提燈で家の中のお祝いムードを盛り上げるのが好きという人が多い。元宵節(jié)に先立って、色とりどりの提燈の取引額は前年同期比5倍近く増加し、赤提燈の取引額は同171％増加した。子どもと一緒に提燈を作るのも多くの家庭の楽しいイベントになり、提燈作成キットの売上高は同116％増加した。

2022年になり、さまざまなデザインのかわいい虎の飾りが非常によく売れている?；ⅳ坤堡扦胜?、干支の相性のよい組み合わせとされる三合（虎、馬、羊）の飾りの売上高も同147％増加した。こうしたかわいい飾りは新年のおめでたいムードをさらに高めてくれる。

舊暦では、元宵節(jié)が過ぎると前の年を本當(dāng)に「送った」ことになるという。そんな大切な日を過ごすため、どの家でもたくさんのご馳走を用意する。こうして豚肉?牛肉?羊肉の取引額は同5倍以上増加し、サクランボも同348％増、イチゴも同73％増だった。

年越しムードの中、多くの人が、自分のために気に入ったものを買ったり、親戚や友人にプレゼントを買ったりしている。販売データを見ると、元宵節(jié)前にVR（仮想現(xiàn)実）ゴーグルの取引額は同457％増加し、ゲーム機(jī)器も同70％増、スマートフォンも同58％増だった。

「お祝いの日になると體重が1.5キロ増える」などと言われるようにご馳走を食べる機(jī)會(huì)が増えるので、元宵節(jié)を前にダイエットやボディメイクに気をつけるようになった人もいる。よりよい狀態(tài)で、心身ともにより健康的な狀態(tài)でまもなく訪れる春を迎えたいのだという。こうして元宵節(jié)前のツイストボードやステッパーの取引額は同10倍以上増加した。また冬季五輪がウインタースポーツへの興味を大いにかき立てたため、スキー関連の取引額は同376％増加し、氷上スポーツも同275％増加した。

元宵節(jié)を前にして、多くの人が故郷を後にして學(xué)校や職場(chǎng)に戻った。その身は他郷にあっても、心は故郷にあり、故郷にいる家族や友人とつながっている。元宵節(jié)前の?。▍^(qū)?市）をまたがった商品の売り上げ狀況を見ると、ヘルスケアサービスと生鮮食品の売り上げが前年同期の2倍以上増加した。ジュエリー?アクセサリーも同68％増加し、スマホ?通信機(jī)器、栄養(yǎng)補(bǔ)助食品?サプリメント、家電製品もそれぞれ同40％以上増加した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年2月15日