北京冬季五輪組織委員會が14日に明らかにしたところによると、北京冬季五輪は初めてリモート同時通訳を使用した冬季五輪だ。同システムは同時に5つの記者會見に対応できる。新華社が伝えた。

國際オリンピック委員會（IOC）の言語サービスコンサルタントによると、初めてリモート同時通訳が採用された五輪は東京五輪だ。今回の冬季五輪はリモート同時通訳の導(dǎo)入により、同時通訳者の數(shù)は平昌冬季五輪と比べると20數(shù)人減った?，F(xiàn)在のリモート同時通訳チームの通訳者は計(jì)35人で、9カ國（地域）の25人の國際通訳者が含まれる。

北京冬季五輪メインメディアセンター言語サービスマネージャーの梅建軍氏によると、リモート同時通訳には、通訳者がメインメディアセンター內(nèi)のリモート同時通訳センターに集まり作業(yè)でき、各會場に行く必要がないという優(yōu)位性がある。首席通訳者が通訳者のシフトを総合的に調(diào)整することで、通訳者の數(shù)を減らし、人件費(fèi)を削減し、作業(yè)効率を高めることができ、低炭素と環(huán)境保護(hù)の特徴を兼ね備える。

上述したIOCの言語サービスコンサルタントによると、IOCは東京五輪よりリモート同時通訳サービスを採用するよう求めている。北京冬季五輪のリモート同時通訳は東京五輪と比べ、音聲?動畫信號、畫質(zhì)などが向上している。同時に記者會見の音聲?動畫は完全に記録されるとともに、MYINFO情報(bào)サービスシステムに入力され、利用者の検索?閲覧に便利をもたらし、発信力を強(qiáng)化する。

リモート同時通訳とは通信ネットワークのサポートを受け、同時通訳者が現(xiàn)場以外のところで通訳を行うことだ。IOCは、メインメディアセンターにリモート同時通訳センターを設(shè)置し、技術(shù)的手段により會場の記者會見の音聲?動畫信號をリモート同時通訳センターに伝送し、通訳者のリモート同時通訳センター內(nèi)での通訳の音聲を再び會場側(cè)の活動現(xiàn)場に伝送するよう提案している。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年2月15日