中國(guó)の張軍國(guó)連大使は朝鮮半島情勢(shì)に関する25日の國(guó)連安保理公開(kāi)會(huì)合で、冷靜さと自制を保ち、対話と協(xié)議という正しい方向性を堅(jiān)持するよう関係各國(guó)に呼びかけるとともに、朝鮮半島問(wèn)題の政治的解決について中國(guó)側(cè)の見(jiàn)解と主張を全面的に明らかにした。新華社が伝えた。

張大使は、「朝鮮は先日、大陸間弾道ミサイル（ICBM）の発射実験を?qū)g施したと発表した。中國(guó)は目下の事態(tài)の推移に懸念を抱いている。中國(guó)は関係各國(guó)に対して、冷靜さと自制を保ち、対話と協(xié)議という正しい方向性を堅(jiān)持して、緊張を激化させ、誤った判斷を招く恐れのある行動(dòng)を避けるよう呼びかける。朝鮮半島問(wèn)題の直接の當(dāng)事國(guó)、すなわち米國(guó)と朝鮮は直接対話のプロセスを早期に再開(kāi)すべきだ。米側(cè)は誠(chéng)意を示し、実際の意義のある行動(dòng)を取って、情勢(shì)の安定、相互信頼の積み重ね、対話の再開(kāi)のために一層努力を払うべきだ」と指摘。

そして、「中國(guó)は朝鮮半島の隣國(guó)として、常に朝鮮半島の平和?安定の維持、朝鮮半島の非核化、対話と協(xié)議による問(wèn)題解決を堅(jiān)持しており、米朝が積極的に対話や接觸を行い、溝を処理する有効な案を探ることを希望している?，F(xiàn)在の情勢(shì)の下、國(guó)際社會(huì)は朝鮮半島問(wèn)題において慎重で理性的な姿勢(shì)を保ち、政治的解決を後押しするために積極的かつ建設(shè)的な役割を果たすべきだ。中國(guó)は各國(guó)に対して、朝鮮半島の平和?安定の大局に著眼し、『デュアル?トラック?アプローチ』及び段階的?同時(shí)的原則に従い、朝鮮半島の非核化実現(xiàn)と平和體制構(gòu)築のためにたゆまず努力を払うよう呼びかける」と述べた。

また張大使は、「朝鮮側(cè)の合理的懸念の解決を重視する必要がある。朝鮮半島情勢(shì)が今日にまでいたったのには原因がある。問(wèn)題の根本的原因は、朝鮮の直面する安全保障上の外的脅威が長(zhǎng)い間取り除かれず、朝鮮側(cè)の安全保障上の合理的懸念が解決されぬままであることだ。対話と外交努力を前面に押し出して初めて危機(jī)の発生を回避できるのであり、事態(tài)を悪化し続けるままにするのがどの國(guó)の利益にもならないことは、事実が繰り返し証明している。次に事態(tài)がどの方向へ進(jìn)むかは、米側(cè)の行動(dòng)に大きくかかっている。米國(guó)は問(wèn)題解決のために具體的行動(dòng)を本當(dāng)に取るのか、それとも引き続き朝鮮半島問(wèn)題を地政學(xué)的戦略上のカードとするのかだ」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年3月28日