外交部（外務(wù)省）の趙立堅報道官は16日の定例記者會見で、ウクライナ問題に関する質(zhì)問に答えた際、「米側(cè)は最近、中國に対する挑発的発言を繰り返して、その根深い冷戦?ゼロサム思考とブロック対立思想を露呈した」と指摘し、「いかなる手段であれ、中國側(cè)の正當な権益を損なってはならない。もし米側(cè)が獨斷専行するのなら、中國側(cè)は必ず強力な対抗措置を取る」と表明した。

趙報道官は「サキ米ホワイトハウス報道官は『米側(cè)は中露協(xié)力に対する中國側(cè)の立場を変えようとするものではないが、ロシアの侵略行為を支持すれば重大な結(jié)果に直面することになると中國側(cè)に伝えた』、『中國とロシアの経済を合わせても世界経済全體の25％を占めるに過ぎないが、G7は50％以上を占める』、『たとえ中國側(cè)が米國の警告を無視してロシアの制裁への対応を助けても、米側(cè)は一連のツールを掌握しており、歐州のパートナーと協(xié)調(diào)して運用することができる』と述べた」と例示。

「米側(cè)のこうした発言は露骨な覇権や脅迫であり、米國政府の根深い冷戦?ゼロサム思考とブロック対立思想を露呈した。これもまた米國のいわゆる『強者の立場』哲學の産物だ」と指摘。

「ウクライナ問題において、中國は常に客観的かつ公正な姿勢で、物事自體の理非曲直に基づき獨自に判斷し、主張を表明してきた。中國は対話と交渉を呼びかけ、情勢の緩和を後押しし続けるとともに、目下の危機解消のために提案を行ってきた。中國側(cè)の努力を否定し、中國側(cè)の意図を歪曲し、デマを飛ばして中國のイメージを毀損するいかなる偽情報も、無責任かつ不道徳なものだ」とした。

趙報道官は「制裁が問題解決の有効な手段であったことはない。中國は米側(cè)によるいかなる形の一方的制裁や『管轄権の域外適用』にも反対であり、中國の企業(yè)と個人の正當な権利?利益を斷固として守っていく。中國から支持や協(xié)力を取り付けようとする一方で、中國に対して制裁の圧力を振りかざす米側(cè)がのやり方は通用しない。我々は米側(cè)に対して、いかなる手段であれ中國側(cè)の正當な権益を損なわぬよう促す。もし米側(cè)が獨斷専行するのなら、中國側(cè)は必ず強力な対抗措置を取る」と強調(diào)した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年3月17日