
大型巡航救助船「海巡06」(畫像提供は福建海事局)
臺灣海峽初の大型巡航救助船「海巡06」が7月11日、福建省平潭県で正式に編入された。同船は目下のところ臺灣海峽で規(guī)模が最大で、性能が最も優(yōu)れた公船となっている。人民網(wǎng)が伝えた。
「海巡06」の全長は128メートル、型幅は16メートル、型深さは7.9メートル、満載排水量は6600トン、メイン推進システムの総出力は1萬3920kW、最高航行速度は23ノット、航続距離は1萬カイリ。外から補給を受けずに海上を60日巡航し、公務(wù)を執(zhí)行でき、南極と北極を除く世界のすべての海域に到達できる。風(fēng)速32.7~36.9m/sの風(fēng)、風(fēng)浪階級9でも遠洋を巡航でき、風(fēng)速28.5~32.6m/sの風(fēng)と風(fēng)浪階級7でも海事公務(wù)執(zhí)行活動を展開できる。

大型巡航救助船「海巡06」(畫像提供は福建海事局)
「海巡06」は海上船舶救助、海上交通巡航監(jiān)督管理、海上緊急処置、海上アクシデント対応、海洋権利保護、海事交流?協(xié)力などの機能を一體化している。福州海事局の関係責(zé)任者によると、「海巡06」には船舶用北斗システム、GPS(グローバル?ポジショニング?システム)、マルチ衛(wèi)星連動の衛(wèi)星通信設(shè)備が搭載されており、獨立、立體、移動型の海事行政公務(wù)執(zhí)行ユニットとして海上巡視、海事監(jiān)督管理、海上交通事故調(diào)査?処理、船舶汚染モニタリングなどの任務(wù)を遂行できる。また通信指揮車、海事巡査車、その他の公船、ヘリ、無人機、VTS(海上交通管制システム)、AIS(自動船舶識別裝置)と連攜でき、「陸?海?空?宇宙」一體化総合監(jiān)督管理及び迅速反応システムを構(gòu)築する重要な構(gòu)成部分だ。
「海巡06」は昨年広東省に編入された1萬トン級海事巡視船「海巡09」に次ぐものだ。現(xiàn)在、「海巡06」を含む中國の同類大型公船は2隻しかない。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年7月12日