
(寫真提供?三亜市農(nóng)業(yè)農(nóng)村局)
獨特の風味と口當たりが魅力のドリアンには數(shù)多くのファンがいる。質の良いものとなると輸入品が大部分で、価格の點でもまさしく「果物の王様」だ。500グラムあたり數(shù)十元(1元は約19.5円)するものがざらにある。
しかし今年は狀況が違う。中國産のドリアンが登場するからだ。
海南省三亜市にある育才生態(tài)エリアドリアン拠點の約93.3ヘクタールの土地に植えられたドリアンが、このほど小さな実を付けた。今年6月には食べ頃になって市場に出回る見通しだ。1ムー(約6.7アール)あたりの生産量は1750キログラムに上り、付加価値額は10萬元を超えると予想される。
過去の経験では、高価な果物が國産化を果たすということは、価格が大幅に低下することを意味する。
実際、2019年以降、中國では生ドリアンの輸入量がアメリカンチェリーを上回り、「輸入果物の王様」になっている。単一の果物の粗利益率でもドリアンはトップに立っている。
ドリアンの利益率はどれほどのものだろうか。関連の上場企業(yè)が公開した決算からその一端をうかがうことができる。中國最大のドリアン卸売業(yè)者の一つである洪九果品は、2022年9月5日に香港証券取引所に上場した。21年度の売上高を踏まえて計算すると、22年1-5月の売上高は15億5千萬元に達する。目論見書では、現(xiàn)在の同社の扱う主な果物の粗利益率は17.5%で、ドリアンが最も高く、3年にわたり18.9-21%の高水準で推移している。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年3月14日