イラスト作成?勾犇（イラストの著作権は人民網(wǎng)が保有。無斷転載禁止）

NATOは先ごろ、リトアニアの首都ビリニュスで首脳會合を開いた。今回のサミットで、NATO加盟國はいくつかの重要な問題で合意に達することができず、NATO內(nèi)の意見の相違は解決困難に見える。

まず、NATO加盟國はウクライナの「加盟」問題で合意に達しなかった。NATO加盟國はウクライナ支援では一致しているが、ウクライナのNATO加盟問題における立場は一様ではない。

次に、米國が手段を選ばずにNATOの「アジア太平洋化」を推進し、「アジア太平洋への拡大」を企てていることについても、明確に反対するNATO加盟國があったため、NATOがアジア初の連絡(luò)事務(wù)所を日本に開設(shè)する計畫は當(dāng)面棚上げにされた。

冷戦時代の産物であるNATOは本來、冷戦終結(jié)とともに終焉を迎えるべきであったにも関わらず、絶えず拡張し、次第に米國の覇権維持の道具となっている。潮流に逆行するNATOの行為が、地域の平和と安定に脅威をもたらし、対立を激化させるのは必至だ。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年7月26日