8月12日は中日平和友好條約締結(jié)45周年にあたる。1978年8月12日、中日両國(guó)は1972年の中日共同宣言の諸原則を條約の形で確認(rèn)した。これにより、中日國(guó)交正?；畏ǖ氖志Aきが最終的に完了し、その後の中日関係の全面的発展の政治的な基礎(chǔ)が築かれた。中日平和友好條約で確立された一連の核心的原則は、中日関係の処理において厳守すべき準(zhǔn)拠となり、條約の精神は中日関係の歴史の各時(shí)期において継承され、絶えず発展し、中日間の摩擦や溝の処理において根本的な規(guī)範(fàn)的役割を果たしてきた。（文：楊伯江?中國(guó)社會(huì)科學(xué)院日本研究所所長(zhǎng)）

中日平和友好條約締結(jié)後の45年間、両國(guó)関係は幾度も困難を経験し、紆余曲折がありながらも発展を遂げ、平和共存と互恵協(xié)力という根本的な一線をしっかりと守ってきた。これは、雙方が平和?友好?協(xié)力という正しい方向をおおむね堅(jiān)持してきたことによるものだ。45年後の今、我々が條約締結(jié)時(shí)の初心に立ち返るのは、條約上の義務(wù)を忠実に履行するためであり、雙方は歴史や臺(tái)灣地區(qū)など中日関係の基礎(chǔ)及び両國(guó)間の基本的信義に関わる問題において約束を必ず守るべきであり、自國(guó)の利益のために災(zāi)いを他國(guó)に押し付けて陣営間の対立を煽る覇権主義的行為に対し、はっきりと反対すべきである。

條約締結(jié)45周年は中日関係の一里塚であり、それ以上に新たな出発點(diǎn)である。中日両國(guó)の各界は、これを契機(jī)に共通認(rèn)識(shí)を形成し、力を結(jié)集すべきである?，F(xiàn)在、世界経済の回復(fù)は力を欠いており、世界的な試練が日増しに顕在化し、食糧、エネルギー、金融、産業(yè)?供給チェーンなど安全保障上のリスクが絡(luò)み合い、重なり合い、中日関係は新たな試練に直面している。その一方で、新たな協(xié)力のチャンスも迎えている。特に経済?社會(huì)政策、グローバル?地域ガバナンス、グリーン?トランスフォーメーションの分野で、構(gòu)造的相互補(bǔ)完に基づく深い協(xié)力関係の再構(gòu)築を模索することには、特に大きなポテンシャルがある。雙方は両國(guó)民の根本的な利益及び國(guó)際社會(huì)の共通の幸福の観點(diǎn)に立ち、障害と妨害を排除し、協(xié)力?ウィンウィンという主旋律を高らかに奏で、新しい時(shí)代の要請(qǐng)にふさわしい中日関係を構(gòu)築すべきである。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年8月14日