中國の呉江浩駐日大使は9月4日付日本経済新聞に「『一帯一路』は経済協(xié)力基盤」と題して寄稿し、「一帯一路」（the Belt and Road）イニシアティブの深い意味と大きな成果を全面的に紹介した。中國新聞社が伝えた。

呉大使は「今年は『一帯一路』共同建設(shè)イニシアティブを提唱してから10年になる。『一帯一路』の成果は衆(zhòng)目の一致するところだが、いわゆる『地政學(xué)的手段』『（中國の発展）モデルの輸出』などマイナスの論調(diào)をふりまき、『一帯一路の大義はどこにあるのか』と疑う方がいる」とし、これに対して、事理を明らかにし、誤った見解を正す必要があることを指摘。

「『一帯一路』はともに協(xié)議?建設(shè)?享受する原則を守っている。この10年間、中國は『一帯一路』での協(xié)力を通じた勢力圏（の拡大）を求めていない。先進(jìn)國を含むすべての國がともに參加することを歓迎している。経済協(xié)力の旗を振って、他國の內(nèi)政や外交に手を突っ込んだり、軍事同盟や武力干渉などの手段によって戦略的利益を拡大したりする一部の國の行為とは本質(zhì)的な違いがある」とした。

また、「中國と日本は地理的に隣り合い、インフラやサプライチェーン、低炭素などの分野でそれぞれ強(qiáng)みを持つ。両國の企業(yè)と金融機(jī)関は海外でいくつかのプロジェクトを成功裏に進(jìn)めている。中國は間もなく『第3回一帯一路國際協(xié)力サミットフォーラム』を開催する。日本のサミット參加を歓迎し、中日がより多くの実務(wù)協(xié)力を繰り広げ、『一帯一路』のチャンスを両國の國民により良く及ぼさせ、全世界の平和や発展、繁栄を促進(jìn)できることを期待する」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月5日