民間ロケット企業(yè)である星河動(dòng)力航天は5日午後5時(shí)34分、山東省海陽市及び周辺の海域で「谷神星1號(hào)」海上発射型（遙1）キャリアロケットの打ち上げ任務(wù)を無事完了し、「天啓衛(wèi)星ネットワーク」21?24星を高度800キロメートルの予定の軌道に順調(diào)に送り込んだ。これは中國(guó)民間ロケット企業(yè)として初の海上打ち上げ任務(wù)の成功となった。北京日?qǐng)?bào)が伝えた。

「谷神星1號(hào)」はこれまで陸上発射に8回連続で成功していた。今回海上発射された衛(wèi)星は陸上発射とは異なる新モデルで、柔軟性と任務(wù)への適応性が高く、打ち上げの経済性が優(yōu)れているといった特長(zhǎng)を備えている。打ち上げエリアと落下エリアをフレキシブルに選択でき、各種軌道へのペイロード打ち上げの需要を満たし、長(zhǎng)期的に注目されてきた落下エリアの安全問題を効果的に解消できる。しかし海上発射は技術(shù)の難易度が高く、実施能力を備えているのは世界でも數(shù)ヶ國(guó)のみだ。

星河動(dòng)力航天の関係責(zé)任者によると、今回は陸上発射の成功経験をさらに海上発射にまで広げた。海上という揺れやすい獨(dú)特な環(huán)境をめぐり、初となる誘導(dǎo)無しのホットローンチを採(cǎi)用。発射臺(tái)付き車両を船に固定し、ロケット末尾にマグネシウムベルトロックメカニズムを追加することで、シンプルな構(gòu)造となり、操作しやすく、地上サポート條件も相対的に容易にしている。マグネシウムベルトロックメカニズムは點(diǎn)火前に揺れ動(dòng)くロケットをしっかり立て、點(diǎn)火後は溶けてロックを解除し、ロケットの信頼性の高い離陸を保証する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月6日