中國初の國家級北方水稲重大科學研究プラットフォームの中國水稲研究所北方水稲研究センター（以下、「同センター」）が5日、黒竜江省寶清県で正式に完成した。力を集中し、資源を統(tǒng)合することで、北方の稲作における重大科學技術問題の解決に取り組み、産業(yè)の高度化や質と効率のアップを後押しする。新華社が伝えた。

情報によると、中國農(nóng)業(yè)科學院は2020年に、中國北方の水稲科學技術イノベーション能力を全面的に高め、水稲生産における土地退化などの産業(yè)に共通する難題を解決するため、同センターの建設を開始した。

中國工程院院士、中國水稲研究所所長の胡培松氏によると、同センターは建設後、水稲育種、莖の土地への還元、黒土地保護などの研究を次々と実施した。1級と2級レベルの良質な米を栽培したほか、寒冷地耐倒伏性早熟高生産量うるち稲品種120種類を栽培した。また農(nóng)業(yè)注文のスタイルで、浙江嘉興五芳斎と協(xié)力し、もち米品種を栽培し普及させた。研究開発した寒冷地莖全量土地還元徐放マルチ効果総合技術はすでに20萬ムー（1ムーは約6.7アール）で導入されている。

同センターは今後、稲作科學技術イノベーションのけん引力を十分に発揮し、稲作産業(yè)発展の全體に影響を及ぼす重大な科學技術問題の解決に取り組むとしている。そして體制?メカニズム改革を掘り下げ、科學技術イノベーションの活力を高める。全産業(yè)チェーンの資源イノベーション、品種イノベーション、稲作技術イノベーション、農(nóng)産物検査?加工イノベーションを計畫し、科學と産學研一體化の新型研究開発機関の完成を加速させる。また自発的に地方経済と社會の発展に寄與し、農(nóng)村全面振興を後押しする。さらに地方政府、科學研究機関、大學などとの協(xié)力?共同建設を強化することで、全學科の優(yōu)位性を発揮し、北方稲作産業(yè)の科學技術イノベーションと科學技術サービス活動を支えていく計畫だ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月7日