第19回アジア競(jìng)技大會(huì)（杭州アジア大會(huì)）の開幕まで殘り10日になった9月13日、中國(guó)石油化工集団有限公司（中國(guó)石化）の航空バイオ燃料を注入した「アジア競(jìng)技大會(huì)便」である浙江長(zhǎng)竜航空GJ8987便が、杭州蕭山國(guó)際空港から離陸した。2時(shí)間の飛行を経て北京首都國(guó)際空港に無(wú)事著陸し、「アジア競(jìng)技大會(huì)便」の初飛行が成功した。

この「アジア競(jìng)技大會(huì)便」に用いられる航空バイオ燃料は、中國(guó)石化所屬の鎮(zhèn)海精製公司によって生産された。中國(guó)初の年間10萬(wàn)トンの航空バイオ燃料工業(yè)裝置を有する同社の航空バイオ燃料はすでに中國(guó)東方航空、中國(guó)南方航空、中國(guó)國(guó)際航空、多彩貴州などの複數(shù)の國(guó)內(nèi)線で使用されている。

中國(guó)石化が獨(dú)自の技術(shù)で生産した航空バイオ燃料は、2013年に初の試験飛行を、15年に初の商用飛行を、17年に初の大洋橫斷飛行をそれぞれ成功させた。中國(guó)はこれにより米國(guó)、フランス、フィンランドに続き航空バイオ燃料の獨(dú)自の研究開発?生産技術(shù)を確立した4番目の國(guó)になった。中國(guó)民用航空局は14年に正式に中國(guó)石化に対して、第1號(hào)となる航空バイオ燃料技術(shù)標(biāo)準(zhǔn)規(guī)定プロジェクト承認(rèn)書を授與した。

航空バイオ燃料は再生可能エネルギーを原料として生産されるジェット燃料だ。原料には主にヤシ油、パームオイル、ジャトロファ油、カメリナオイルなどの植物性油脂や微細(xì)藻類油、使用済み食用油、動(dòng)物性脂肪などが含まれる。従來(lái)の石油ジェット燃料と比べると、バイオ燃料は全ライフサイクルで二酸化炭素排出量を70％以上削減できる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年9月15日