海洋石油工程股份有限公司（海油工程）が19日に明らかにしたところによると、海油工程が建設(shè)を請(qǐng)け負(fù)う「深海1號(hào)」第2期プロジェクトの3セットの1000m級(jí)深水サクションパイルが、海南省陵水黎（リー）族自治県海域で設(shè)置された。新華社が伝えた。

サクションパイルは深水油ガス田水中生産システムの重要インフラで、水中生産システムをしっかり海底に固定する安定裝置だ。今回設(shè)置されたサクションパイルは、天津浜海新區(qū)の海油工程特殊設(shè)備製造工場(chǎng)で完成したもので、高さは19.68m、筒の直徑は8m、設(shè)計(jì)根入れ深度は12.5m、単一重量は94t。

海油工程「深海1號(hào)」第2期プロジェクトサクションパイル設(shè)置技術(shù)責(zé)任者の檀暁光氏は、「今回設(shè)置されたサクションパイルの根入れに必要な圧力とパイル構(gòu)造許容圧力の差はわずか20％に過ぎなかった。設(shè)置位置の要求は従來の係留システムサクションアンカーと比べ60％、舳先方向の精度は50％、水平の精度は40％上がり、設(shè)置作業(yè)の難易度が非常に高かった」と述べた。

そのためプロジェクトは3段階の船位保持機(jī)能を持つ3000m級(jí)深水作業(yè)船「海洋石油285船」を投入して海上設(shè)置作業(yè)を行った。サクションパイルの重心の位置に基づき3セットの玉掛け索を特別に製造し、吊り上げ時(shí)にパイルが海面に対し垂直になるようにした?，F(xiàn)場(chǎng)では測(cè)位精度のコントロールを強(qiáng)化し、6つの測(cè)位ビーコンを設(shè)置し、「六角形」の測(cè)位校正方陣を形成した。2臺(tái)の水中ロボットを投入し舳先方向の精度を保証した。根入れ作業(yè)では船のクレーンと水中ロボットが協(xié)同作業(yè)を行い、フックのペイロードと根入れ圧力を正確にコントロールし、サクションパイルがゆっくり著実に沈むようにすることにより、最終的に一度に3セットのサクションパイルの高精度の根入れに成功した。

「深海1號(hào)」第2期プロジェクトは中國(guó)初の深水高圧ガス田で、生産開始後、「深海1號(hào)」大型ガス田のピーク時(shí)の生産量は年間30億立方mから45億立方mに向上し、中國(guó)のエネルギー安全保障の重要なガス源となる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月20日