2023年9月28日、四川省で撮影したパンダ。（撮影?趙雯博）

國家林業(yè)?草原局がこのほど発表したところによると、中國のジャイアントパンダが滯在する19ヶ國の海外協(xié)力機関23ヶ所について行った実地調査?評価の結果、現(xiàn)在、海外滯在のパンダの健康狀態(tài)はおおむね良好で、パンダをめぐる國際協(xié)力は大きな成果を上げていることがわかった。中央テレビニュースが伝えた。

現(xiàn)在、中國は日本、オーストリア、スペイン、英國、フランス、シンガポール、ドイツ、ロシア、カタールなど19ヶ國とパンダ保護の研究協(xié)力を行い、海外滯在のパンダは63頭に達した。

実地調査?評価によると、海外協(xié)力機関はパンダが暮らす施設の建設、飼育とケア、病気予防措置などで全體的に要求を満たしているという。

パンダは中國にしか生息していない珍しい動物だ。種を共同で保護するため、中國は1990年代から、繁殖、病気の研究、科學普及教育などの內容について、ロシアをはじめとする各國と保護研究協(xié)力を相次いで展開してきた。中國と協(xié)力を展開する國は、高い基準を満たした飼育?繁殖?展示施設を建設しただけでなく、高いレベルの飼育?醫(yī)療?科學研究チームを結成して、保護飼育や科學研究について中國と積極的に意見交換を行っている。そしてこうした取り組みはそれぞれの國で非常に重視されている。パンダをめぐる國際協(xié)力は、種の保護の促進、中國內外の民間友好交流の促進に対して重要な役割を発揮している。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年10月25日