【旅するG姐～貴州編⑤～】橋の「呼吸」を體感

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2023年11月02日14:53

出張で訪れた貴州省安順市にある壩陵河大橋にやって來(lái)たG姐。この橋は渓谷エリアにあるメインスパン1千メートル級(jí)の橋梁で、同省で初めて橋の內(nèi)部に入って見(jiàn)學(xué)できる橋梁となっている。橋の內(nèi)部に入るとは一體どういうことなのか？そして橋の「呼吸」とは？

壩陵河大橋（撮影?玄番登史江）。

まずは橋について學(xué)ぼう！

橋の內(nèi)部に入る前に、まずは壩陵河橋頭公園內(nèi)にある壩陵河橋梁科技博物館を見(jiàn)學(xué)して、橋について學(xué)んだ。貴州省は大自然に広がる「橋の博物館」と呼ばれるほど橋が多い。この博物館では省內(nèi)の橋を紹介しているほか、様々な種類(lèi)の橋の構(gòu)造についても紹介。イラストや模型でわかりやすく紹介されていて、なかなか楽しめた。博物館を出ると目の前に壩陵河大橋がドドーンと現(xiàn)れる。橋は全長(zhǎng)2237メートル、メインスパン1088メートルの吊橋で、上海市と雲(yún)南省昆明市を結(jié)ぶ高速道路が走っている。2009年12月に開(kāi)通した後、2019年10月には橋の下から飛ぶバンジージャンプの一般営業(yè)もスタート。ちなみにその高低差は約370メートルで、商業(yè)用バンジージャンプ施設(shè)としてギネス世界記録を更新している。

壩陵河大橋の見(jiàn)學(xué)エリア（撮影?玄番登史江）。

いよいよ橋の內(nèi)部へ！

橋へはエレベーターで一気に上がっていく…と思いきや、エレベーターを降りてから、橋のメイン部分に行くには、まず階段を上って、「ザ?足場(chǎng)」っぽい通路を進(jìn)んでいかなければならなかった。やや高所恐怖癥気味の私としては、この時(shí)點(diǎn)でもう全身がムズムズし始めた。しかも、頭上を車(chē)両が通過(guò)するたびに「ガタコン！」という音と振動(dòng)が直に伝わってくる。案內(nèi)スタッフ曰く、「目で見(jiàn)て、手で觸って、橋の『呼吸』を感じることができるのです」とのこと。どうやらこの音と振動(dòng)が橋の「呼吸」らしい…。な、なるほど。足場(chǎng)風(fēng)の通路の先には、これまた蹴込が無(wú)いそこそこ急な階段が！及び腰で手すりにしっかりつかまって降りていく。そしてここからがメインの見(jiàn)學(xué)エリア。ありがたいことにこのエリアには全てゴムタイルが敷かれているので、「ザ?足場(chǎng)」感がかなり軽減されている上、先ほどの通路よりは道路から距離があるため、「呼吸」もそれほど気にならない。むしろ左右に広がる貴州の美しい山々に目を奪われ、景色を存分に楽しむことができた。

バンジージャンプは見(jiàn)學(xué)のみ

バンジージャンプの料金は3000元（約6萬(wàn)2千円）。日本の場(chǎng)合、遊園地は約3千円、橋などは約1萬(wàn)5千円、日本一高いバンジージャンプで2萬(wàn)8千円（岐阜バンジー、高低差215メートル）だったので、物価なども考慮するとかなり割高。ただ、世界2位の高さを誇る澳門(mén)（マカオ）タワーのバンジージャンプの料金を考慮して、それより高い料金設(shè)定になっているのだとか。さすがは世界一、料金も納得の高さだ。ただ今回はジャンプする場(chǎng)所を見(jiàn)學(xué)するだけ。とはいえ、ジャンプしていいよ？と言われてもその気はゼロなので全く問(wèn)題なし。眺めただけで足がすくんだ。この他にも空中ブランコやパラシュート、パラグライダーなど各種エクストリームスポーツのアクティビティも打ち出しているので、勇気がある人は試してもいいかもしれない。

壩陵河大橋の見(jiàn)學(xué)エリアから眺めた貴州の山（撮影?玄番登史江）。