習(xí)近平國家主席は14～17日、バイデン米大統(tǒng)領(lǐng)の招きに応じてサンフランシスコへ赴き、中米首脳會談を行うとともに、アジア太平洋経済協(xié)力會議（APEC）第30回非公式首脳會議に出席した。訪米を終えるに當(dāng)たり、王毅中共中央政治局委員（外交部長）が報道陣に対し、今回訪米の狀況について紹介した。

王氏は「當(dāng)面の世界は百年未曾有の大変局に直面し、人類は歴史の岐路に立たされている。中米関係がどの方向に向かって進むのか、両國民が共に大きな関心を寄せ、國際社會からの注目も集まっている。また、今年はAPEC首脳會議が30回目を迎え、各國は今後30年のアジア太平洋の協(xié)力がどの方向に向かっていくのかに深く考えている。この重要なタイミングに、習(xí)主席は太平洋を超えてサンフランシスコへ赴き、バイデン大統(tǒng)領(lǐng)と會談して中米両國の正しい付き合い方について検討するとともに、米國各界と交流して両國の友好協(xié)力の共通認識を結(jié)集し、APEC首脳會議に出席してアジア太平洋地域協(xié)力の方向性を明確にした」と振り返った上で、「今回の訪問は世界の注目を集めており、豊かな成果を収め、重要かつ長期的な意味を持つものであり、中米関係に安定性を増し、アジア太平洋の協(xié)力に新たな原動力をもたらし、國際的、地域的枠組みにプラスのエネルギーを注ぎ込んだ」と高く評価した。

王氏はまた、中米首脳のサンフランシスコでの會談について、「中米関係の歴史における大きな出來事であり、中米関係が健全で安定し、持続可能な方向に沿って進むことを後押した」と評価し、「來年は中米國交樹立45周年を迎える。雙方がサンフランシスコから再出発して中米関係の持続的改善を推し進めることは両國民の利益と願望に相応しいだけではなく、世界の期待にも合致するものだ」と述べた。

そして、APEC非公式首脳會議について、王氏は「APECはアジア太平洋地域で最もレベルが高く、最も広い分野に関わり、最も大きな影響力を持つ経済協(xié)力のプラットフォームであり、習(xí)主席が打ち出した一連の重要な提案と主張は大勢に従って、民心にもかなっており、アジア太平洋の協(xié)力やグローバルな発展に重要な指導(dǎo)的意義と実踐の価値を持つことから、會議に參加した各側(cè)から高く評価され、広く認められ積極的な反響を呼んだ」と紹介した。

「中國國際放送局日本語版」より 2023年11月19日