今年、新エネルギー車、5G、仮想現(xiàn)実（VR）などの産業(yè)が急速に発展する中、関連分野の技能人材のニーズも高まり続けている。先ごろ開催された「第2回全國産業(yè)?情報技術技能コンクール」では、産業(yè)界のニーズや注目分野に特化した競技種目を設けて、ハイレベルの技能人材を選抜した。

全國産業(yè)?情報技術技能コンクールの決勝戦會場では、全國から集まった1055人がこうした実技評価種目に參加した。今年のコンクールでは「自動車用チップの開発と応用」、「産業(yè)用ビッグデータアルゴリズム」、「産業(yè)用インターネットセキュリティ」、「5G＋VRの開発と応用」の計4種目が設けられた。いずれも、現(xiàn)在注目される分野であり、人材ニーズが高まっている。

広東省広州市工貿(mào)技師學院の教員である楊旭氏は「自動車用チップのパッケージング?テスト設計業(yè)界の人材ニーズは依然として非常に高く、その月給は1萬元（1元は約20.8円）以上となっている。當學院は現(xiàn)在、電気機械統(tǒng)合技術、インテリジェントネットワーク自動車応用技術などの専攻を設置しており、就職率100％の達成が可能だ」としている。

今年、新たに設けられた競技種目「5G+VRの開発と応用」の會場では、出場者が國産の複合現(xiàn)実（MR）ヘッドマウントディスプレイを使用して、工業(yè)生産、文化?娯楽など各業(yè)種におけるアプリケーションシナリオの開発と設計を行った。産業(yè)界のニーズに直結(jié)した競技種目が設けられたこともあり、會場には人材発掘のため多くの企業(yè)が足を運んでいた。

2025年には製造業(yè)の10大重要分野だけで技能人材の不足は3000萬人近くに達するとみられている。また「第14次五カ年計畫（2021～25年）」では、全國で技能人材を4000萬人以上増やすことを目標としている。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年11月22日