人工衛(wèi)星メーカーの銀河航天公司は今月21日、新世代通信衛(wèi)星の研究開発を展開中であることを明らかにした。それは將來的にスマホと衛(wèi)星が直接通信するブロードバンド通信に対応するための開発だとしている。科技日報が報じた。

「銀河航天」の創(chuàng)始者である徐鳴董事長兼CEOは同日、重慶市で開催された「第1回明月湖航空宇宙情報産業(yè)國際エコシステムイベント」において、「新たに開発中の衛(wèi)星の外観は『空飛ぶ絨毯』のようで、表面に通信可能なアンテナだけでなく、太陽エネルギーを衛(wèi)星のエネルギー源にできるソーラーパネルも搭載されている。フェーズドアレイレーダーと太陽電池パドルが一體となった通信衛(wèi)星で、そのキーテクノロジーは『翼陣合一』と呼ばれている」と説明した。

アンテナは、衛(wèi)星通信システムにおいて一番要となる部分で、電波の送受信の質(zhì)を左右するカギとなる要素だ。大型アンテナを使用することで、電波の送受信のゲインが高まり、通信の質(zhì)も高まる。「翼陣合一」が採用された衛(wèi)星は、アンテナの面積が巨大であると同時に、強力なエネルギー源システムも備えており、電波の出力機能が非常に高くなっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年11月23日