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若者の視點(diǎn)で中日の「未來」を考える「日中未來創(chuàng)発ワークショップin北京」

人民網(wǎng)日本語版 2023年12月04日13:27

笹川平和財(cái)団笹川日中友好基金と國観智庫が共催する「日中未來創(chuàng)発ワークショップin北京」が11月24日と25日の2日間にわたり、北京市で行われた。人民網(wǎng)が伝えた。

ワークショップ開始に先立つ説明を聞く學(xué)生たち(撮影?袁蒙)。

ワークショップには中日の大學(xué)生や高校生合わせて約40人が參加し、企業(yè)見學(xué)などを行ったほか、6つのグループに分かれてフィールドワークを行い、ディスカッションを経て、発表が行われた。25日に行われたフィールドワークでは、グループごとに相談して決めたコースに従い、北京市內(nèi)の故宮や天安門、前門などの歴史ある観光地や、南鑼鼓巷といった中國の若者にも人気の高い観光地などを巡り、ワークショップのテーマである「都市の気になるところ」を探した。

そして同日夜に行われたディスカッションでは、フィールドワークで見つけた「都市の気になるところ」を出し合い、「技術(shù)」という視點(diǎn)をからませて、「未來の生活シーン」を想像する話し合いが各グループで熱心に行われた。

ワークショップの流れについて説明する學(xué)生運(yùn)営メンバーの豊嶋駿介さん(寫真一番左、撮影?袁蒙)。

ワークショップの學(xué)生運(yùn)営メンバーである東京大學(xué)教養(yǎng)學(xué)部4年の豊嶋駿介さんは、日本でも北京大學(xué)の學(xué)生と一緒にディスカッションをするというプログラムに參加しており、これまでにも様々なワークショップの主催を経験。今回は中國で中日両國の學(xué)生で開くワークショップということで興味を抱き、運(yùn)営メンバーとして參加したという。北京どころか中國に來るのも初めてだったという豊嶋さんは、今回のワークショップでは、両國の學(xué)生がフィールドワークを通じて、どのようなところに興味を抱くのかイメージするのが難しく、そのギャップを埋めるのに苦労したとした。一方で、実際に北京の大きさを目の當(dāng)たりにし、そこに住む人々と直接交流したことは大きな刺激になったという。

グループのメンバーと共にディスカッション後のグループ発表を行う高野かずみさん(寫真一番左、撮影?玄番登史江)。

それは2度目の訪中だったという岡山大學(xué)大學(xué)院の高野かずみさんも同じだったようで、「私と同じ點(diǎn)を面白いと感じた日本人がいた一方で、中國の方はそれが普通のことだと思っていたと驚いていた。反対に私たちが普通だと思っていることは、中國の方には新鮮というように、面と向かって交流することで新しい気付きを得られ、そういう生の意見を聞くことができて本當(dāng)に良かった」とした。

インタビューに答える龔悅さん(寫真一番左、撮影?袁蒙)。

一方でワークショップに參加した中國人學(xué)生にとっても、自分たちの國をじっくりと見直す機(jī)會(huì)になったようだ。北京大學(xué)中文専攻3年の龔悅さんは、今回の活動(dòng)について、「とても収穫があった」とし、「一つには、中國人として、日本の學(xué)生たちに限られた時(shí)間の中で北京を理解してもらおうと、それなりに時(shí)間をかけて準(zhǔn)備していたので、それが報(bào)われ、達(dá)成感を得られた。そしてワークショップという今回のスタイルは、晝間のフィールドワークの中で見つけた気付きに対して、じっくりと考える時(shí)間が與えられたため、より多くのことを?qū)Wぶことができ、とても良かった」とした。

ディスカッションで學(xué)生たちが書きだした「気になるところ」、「技術(shù)」、「未來の生活シーン」の付箋(撮影?玄番登史江)。

ディスカッションでは、學(xué)生たちが「気になるところ」を付箋に1枚1枚書き出し、それをベースとして話し合いを展開。それらの付箋に書かれていた?jī)?nèi)容を見てみたところ、商業(yè)施設(shè)だけでなく街の隅々まで普及しているスマホ決済や、日本では行われていない地下鉄や観光地でのセキュリティーチェック、中國語を話せない外國人が観光した際に遭遇した「不便だったこと」など様々な意見が挙げられていた。これらは中國人學(xué)生だけでなく、中國生活の長(zhǎng)い筆者にとってもついつい「普通のこと」ととらえがちになっていたことで、多方面から物事を見ることを普段から意識(shí)していたとしても、第一印象というフレッシュな観點(diǎn)は物事に対する異なったアプローチができることを改めて感じさせられた。同時(shí)に學(xué)生たちからは、コロナで中斷されていたオフラインの活動(dòng)が再開され、自分たちの目で見て、実際に交流して、感じたことをシェアするという貴重な経験を得ることができたという熱意が感じられた。

今回の「日中未來創(chuàng)発ワークショップin北京」は、笹川平和財(cái)団笹川日中友好基金と國観智庫が共催し、中國外文局アジア太平洋放送センター「人民中國」、公益財(cái)団法人日本科學(xué)協(xié)會(huì)、北京大學(xué)外國語學(xué)院、北京語言大學(xué)外國語學(xué)院が開催協(xié)力して行われた(文?玄番登史江)。

「人民網(wǎng)日本語版」2023年12月4日

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