王毅中共中央政治局委員（外交部長）は7日、第14期全國人民代表大會（全人代）第2回會議の記者會見で、中國とアフリカの関係に関する質(zhì)問に答えた。

王氏は「中國の外交部長は毎年最初の訪問國にアフリカを選ぶ。これは、すでに34年間堅(jiān)持してきた中國外交の伝統(tǒng)であり、國際交流の歴史において唯一無二のものだ。それは中國とアフリカは運(yùn)命を共にする兄弟であるからだ。新時(shí)代に入ってから、習(xí)近平國家主席は『真実親誠』という対アフリカ政策理念と『正しい義利観』を打ち出し、中國アフリカ運(yùn)命共同體の構(gòu)築を『急行車線』へと導(dǎo)いた。中國は15年続けてアフリカにとって最大の貿(mào)易パートナーとなり、中國とアフリカの協(xié)力のパイはますます大きくなり、雙方の民心の距離はますます近づいていった」と指摘。

「現(xiàn)在、中國やアフリカに代表される『グローバル?サウス』が勢いよく発展し、世界の歴史的プロセスに深い影響を與えている。アフリカ諸國は現(xiàn)在、新たな覚醒を経験している。外國に押し付けられたモデルは安定と繁栄をもたらしておらず、自國の國情に合った発展の道を模索し、前途と命運(yùn)を自らの手中にしっかりと掌握することを必要としている。この新たな歴史的プロセスにおいて、中國は引き続きアフリカ諸國と揺るぎなく共にあり、アフリカの思想と観念における真の獨(dú)立を支持し、アフリカが自ら発展する能力を高める手助けをし、アフリカの現(xiàn)代化の加速を支持していく」と述べた。

さらに「中國アフリカ協(xié)力フォーラムの次回會合が今秋、北京で開催される。中國とアフリカの首脳が6年ぶりに再び北京で將來の発展と協(xié)力の大計(jì)を共に話し合い、國政運(yùn)営について踏み込んだ意見交換を行う」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月7日