「薄切り魚の酒粕あんがらめ400グラム20口」「揚げ肉団子300グラム30口」……北京市の同和居什剎海店は25日、ビジネス宴會のメニューをリニューアルし、すべての料理にグラム數(shù)とその料理を何口で食べ終わるかを示す「口に入れる回數(shù)」を記した。「反食品浪費法」の施行から3年近くになるが、北京の飲食業(yè)界で摂食量を細かく數(shù)値化した飲食サービスプランが打ち出されるのはこれが初となる。

同店のマネージャーによると、消費者がビジネス宴會を予約する場合、店側(cè)はその人數(shù)や消費者の好みなどに合わせてメニューを推薦する。以前は注文が適量かどうかはサービス擔當者の経験が頼りだったが、口に入れる回數(shù)を提示することでより正確になるという。

北京華天飲食集団によると、口に入れる回數(shù)を提示するという新たな措置は、同集団が毎年延べ1億人以上に飲食サービスを提供する中で蓄積してきた大量の消費サービス経験に基づいている。同集団の関係責任者は、「當社の料理基準と実踐の蓄積により、一般的な成人の一食の摂食量が約38口であることが分かった。これを踏まえた上で、當社は業(yè)界內(nèi)で真っ先に『38口行動計畫』を?qū)毪筏?。まずは食べ殘しが生じやすいビジネス宴會から、口に入れる回?shù)を目安にした注文方法を試している」と話した。

「人民網(wǎng)日本語版」2024年3月28日