清明節(jié)（先祖を祭る中國の伝統(tǒng)的な祭日、今年は4月4日）に合わせた3連休が終わったばかりであるものの、多くの人はすでに、メーデー5連休（今年は5月1日から5月5日まで）に照準(zhǔn)を合わせ、旅行のスケジュールを立て始めている。取材では、5連休中の一部のエアチケットの価格は、清明節(jié)3連休に比べてやや高くなっていることが分かった。

浙江省寧波市では、メーデー5連休に旅行に出かける意向を示す市民が増加しており、寧波から出発する國內(nèi)線のチケットの価格も高まっている。

浙江省のある旅行會(huì)社のスタッフ?唐暁菲さんによると、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、最も人気となっている國內(nèi)旅行先は広東省、北京市、福建省廈門（アモイ）市、江蘇省南京市となっており、問い合わせが殺到しているという。短距離旅行先となる福建省を例にすると、団體旅行の料金は普段に比べて500元（1元は約21.1円）高くなっている。また短距離路線の旅行の価格は30-40％上昇している。エアチケットも50％前後上昇している。

その他、中國人を?qū)澫螭衰鹰睹獬胫盲瑢g施されており、出國手続きが比較的簡単な、タイやシンガポール、韓國の済州島なども人気となっており、エアチケットの価格がやや上昇している。唐さんによると、メーデー5連休中の海外旅行先は東南アジアや中東、そして中國人を?qū)澫螭衰鹰睹獬胫盲瑢g施されている國に集中しており、基本料金が1500-2000元ほど上昇（約30％上昇）しているという。

中國の航空便の運(yùn)航情報(bào)をまとめたアプリ「航旅縦橫」のビッグデータによると、4月7日の時(shí)點(diǎn)で、メーデー5連休中の國內(nèi)線の予約數(shù)が約120萬件となっており、前週比で約40％増加している。また、國際線の予約數(shù)は56萬件以上で、前週比で約12％増となっている。エアチケットの価格を見ると、5連休中の國內(nèi)線の平均価格（稅別）はすでに清明節(jié)3連休を上回っている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月11日