中國(guó)南方地域の石炭採(cǎi)掘によってできた陥沒(méi)地で、試験栽培された稲が初収穫を終えた。新華社が伝えた。

水上に浮かぶ田んぼでは、ずっしりと重い稲穂が稲わらから引き抜かれてわずかに垂れ下がり、時(shí)おり魚が水面から飛び出してくる。かつて閑散としていた石炭採(cǎi)掘によってできた陥沒(méi)地は、今では活気あふれる水域になっている。

この「水面で稲を栽培し、水中で養(yǎng)殖を行う」の実現(xiàn)を目指す石炭採(cǎi)掘地表陥沒(méi)淺水エリア栽培?養(yǎng)殖プロジェクトは淮河エネルギー持株集団と安徽理工大學(xué)が共同で実施。プロジェクトは安徽省淮南市鳳臺(tái)県顧橋鎮(zhèn)に位置し、約3.3ヘクタールの稲を試験栽培。

同プロジェクト最初の試験栽培品種の収穫がこのほど完了した。複數(shù)の中國(guó)工程院院士を含む専門家チームは現(xiàn)地視察、報(bào)告の聞き取り、資料調(diào)査、質(zhì)疑応答を経て、プロジェクトに「収穫された稲の品質(zhì)は國(guó)家基準(zhǔn)に合致し、稲栽培はさらに試験栽培エリアの水質(zhì)改善効果を持つ」との評(píng)価意見を出した。

中國(guó)工程院院士で、安徽理工大學(xué)學(xué)長(zhǎng)の袁亮氏は、「試験によって初めて、體系的な石炭採(cǎi)掘陥沒(méi)地水面稲栽培?育種技術(shù)が構(gòu)築された。中國(guó)さらには世界の石炭採(cǎi)掘陥沒(méi)地総合対策のために効果的な方法を模索した」と述べた。

プロジェクトは実施においてドローンや水質(zhì)分析裝置などの先進(jìn)的な技術(shù)手段を使って実施されている。チームは現(xiàn)在、出穂期の病害蟲の試練に備え、日々の観察と圃場(chǎng)管理を続けている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年8月28日