今年の夏休み期間には、たくさんの外國人観光客が中國各地の主要な景勝地や観光スポットを訪れた。

陝西省西安市では、外國人観光客が中國の伝統(tǒng)衣裝の漢服に身を包み、鐘鼓樓や小雁塔を巡り、影絵、泥人形、切り紙などの無形文化遺産を體験し、中國の伝統(tǒng)文化の獨特の魅力を味わっていた。

湖北省武漢市では、外國人観光客が懸垂式モノレール「光谷光子號」に乗り、急速に発展する中國の畫期的な技術(shù)に驚きの聲を上げていた。

広東省深セン市では、外國人観光客がスマートフォンでホテルを予約し、電車やバスの切符を買い、QRコードをスキャンしてシェアサイクルに乗り、「スマホがあれば、どこにでも行ける」便利な旅を満喫していた……。

ますます多くの外國人観光客が「China Travel（中國旅行）」を選択し、新時代の中國を至近距離で全方位的に體感し、彼らが撮影し発信する旅の見聞録は世界のSNSプラットフォームで非常に注目度の高いコンテンツとなっている。

中國國家移民管理局のまとめたデータによると、今年1-7月、中國全土の各通関地を通過した外國人は前年同期比129.9％増の延べ1725萬4000人だった。通関地ビザ（アライバルビザに相當(dāng)）発給數(shù)は同182.9％増の84萬6000件だった。急増する訪中外國人は、インバウンド市場を直接活性化している。中國を旅行する外國人の平均消費額から予測すると、1000億元（1元は約20.4円）の観光収入が直接もたらされる見込みだ。

中國公安部（?。─长韦郅砂k表したデータによると、今年1-7月に中國を訪れた外國人で、観光?レジャーが目的の人は同403％増の延べ572萬2000人に達(dá)し、會議?ビジネスが目的の人は同81.5％増の延べ380萬3000人、親族友人訪問が目的の人は同107.4％増の延べ172萬3000人だった。

世界に目を向けると、旅行はますます多くの人々の生活に欠かせないものとなっているだけでなく、今や世界各國の人々のコミュニケーションの架け橋となっている。

「China Travel」の盛り上がりと同時に、中國旅行は今、予想を上回るスピードで回復(fù)してさらなる繁栄へと向かっている。世界旅行ツーリズム協(xié)議會（WTTC）の予測では、2024年に中國國內(nèi)の観光収入は過去最高の6兆7900億元に達(dá)し、2019年に比べて11％増加する見込みだ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年9月4日