トップ500社ランク入りの基準が営業(yè)収入473億8100萬元に上がり、前年より3億8300萬元（1元は約20.0円）アップ。トップ500社ランク入り企業(yè)の営業(yè)収入合計は110兆元になり、前年比1.58％増加。親會社株主に帰屬する純利益は同5.01％増加して、増加率がマイナスからプラスに……9月11日に発表されたばかりの「2024年中國企業(yè)トップ500社」ランキングから、中國大企業(yè)の発展の勢いと成長の実力がうかがえる。

22年、トップ500社にランクインした企業(yè)の営業(yè)収入の合計が初めて100兆元を超えた。今回はさらに増加して110兆元に達し、世界の大企業(yè)の中で重要なパワーとなった中國企業(yè)がますます増えている。

■新たな原動力が絶えず蓄積

同ランキングを見ると、新興産業(yè)関連の企業(yè)が強い勢いを示し、トップ500社に占める割合が大きくなった。

戦略的新興産業(yè)と未來産業(yè)は新たな質(zhì)の生産力を効果的に育成する重要な擔い手であり、主要な拠點だ。今回のランキングでは、先進製造業(yè)と次世代情報技術産業(yè)の企業(yè)の地位がより突出したものになった。新エネルギー設備の製造、動力電池?蓄電池?通信設備?コンピューターの製造、半導體?パネルの製造などを手がける企業(yè)は31社になり、過去5年間で18社増えた。インターネットサービス企業(yè)の営業(yè)収入の占める割合が3.45％に上昇し、純利益の割合に至っては8.58％にまで上昇した。

■イノベーションの中身がより充実

研究開発（R&D）は企業(yè)のイノベーションと成長を推進する重要な原動力だ。トップ500社ランクイン企業(yè)で研究開発投資が増加し続けていることから、イノベーションの活力と発展の力強い原動力をうかがうことができる。

R&D投資強度を見ると、投資額は前年比14.89％増の1兆8000億元となり、國內(nèi)総生産（GDP）に占める割合は過去最高の1.90％に達し、1社の平均が7年連続で安定的に増加した。

イノベーション成果を見ると、有効特許の総數(shù)が前年比14萬4400件増の202萬9700件になり、そのうちイノベーションの実質(zhì)的価値がより高い発明特許は88萬9600件で、全體のうち43.83％を占めた。

■配置がよりグローバル化

中國の企業(yè)は自社の「縦方向」での向上をより重視するとともに、世界各國の企業(yè)との「橫方向」の競爭においても発展を追求している。

営業(yè)収入を見ると、今回ランキング入りした中國大陸部の企業(yè)125社のうち、各業(yè)界の世界トップ企業(yè)は14社に上り、各業(yè)界のトップ3に入った企業(yè)は前年比4社増の42社だった。純利益を見ると、各業(yè)界の世界トップ企業(yè)は5社、トップ3企業(yè)は同4社増の26社だった。

中國企業(yè)連合會の朱宏任常務副會長兼事務局長は、「ここ數(shù)年、中國の大企業(yè)は世界の大企業(yè)における重要なパワーとして、國際化した経営を持続的に推進し、國際と國內(nèi)という2つの市場と2つの資源を積極的かつ著実に利用して、グローバル産業(yè)チェーン?サプライチェーンに融合し、國際的な地位が安定的に上昇した」と指摘している。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年9月13日