中國各地が秋の鑑賞シーズン突入、活況に沸く観光市場

人民網(wǎng)日本語版　2024年10月23日16:34

秋が深まる10月になると、中國各地では紅葉などが見頃を迎え、美しい秋景色が広がる。そして、多くの人がこうした景色を楽しもうと旅行に出かけ、観光市場が活況に沸いている。中央テレビ網(wǎng)が報(bào)じた。

中國各地ではここ數(shù)日、秋の鑑賞ベストシーズンが次々到來している。北京の八達(dá)嶺長城(萬里の長城)や香山公園などでは、紅葉が見頃を迎えている。今シーズンの秋、北京は観光客に秋のムード漂う北京をじっくりと楽しんでもらおうと、「秋の景色が最も美しい公園」10ヶ所や「秋の景色が最も美しい道」10本といった観光ルートを打ち出している。

吉林省長春市は、落ち葉の景色が最も美しい道路5本を選出し、指定のエリア內(nèi)で落ち葉を清掃してしまわずに殘したままにしている。そして落ち葉の中を走る路面電車といった美しいシーンが人々を惹きつけ、カメラに収めようと多くの人が集まっている。

遼寧省本渓市には約1萬7667ヘクタールの土地にカエデの木が植えられており、その品種は10種類以上。今シーズンの秋は、赤や黃色に染まったカエデを鑑賞しようとやって來る観光客の數(shù)が大幅に増加しており、現(xiàn)時點(diǎn)で、その観光客の數(shù)は延べ490萬人に達(dá)し、前年同期比43％増以上となっている。

新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)巴音郭楞蒙古（バリンゴリン?モンゴル）自治州尉犁(ロプノール)県羅布（ロプ）人村寨では、黃金色に染まったコトカケヤナギが砂漠や湖と「競演」する絶景が広がっており、1日當(dāng)たり約6000人の観光客が訪れ、帰るのが名殘惜しい気持ちにさせている。