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地下700メートルに設(shè)置の江門ニュートリノ実験検出器メイン裝置が完成

人民網(wǎng)日本語版 2024年11月22日10:31

地下700メートルに設(shè)置の江門ニュートリノ実験検出器メイン裝置が11月20日、完成した??萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

ニュートリノは物質(zhì)世界を構(gòu)成する素粒子の一つだ。宇宙で最も古くからあり、その數(shù)が最も多い物質(zhì)粒子であり、また質(zhì)量が極めて軽く、運(yùn)動(dòng)速度が光速に近く、かつほぼすべての物質(zhì)と反応しない極めて神秘的な素粒子となっている。1956年に発見されてから、人類はニュートリノの模索と研究を続けている。

ニュートリノの神秘に迫るため、江門ニュートリノ実験の建設(shè)が2015年に正式に始まった。同実験はニュートリノ質(zhì)量順序の測(cè)定を最重要科學(xué)目標(biāo)とし、同時(shí)に各種重大先端學(xué)際研究を?qū)g施する。ニュートリノは透過力が極めて高い。地下700メートルで建設(shè)される江門ニュートリノ実験検出器は、宇宙線及び外界のその他の干渉から効果的に遮蔽され、ニュートリノの捕捉の妨げにもならない。

江門ニュートリノ実験の中核検出器は、有効質(zhì)量2萬トンの液體シンチレーション検出器となっている。中國(guó)科學(xué)院高エネルギー物理研究所副所長(zhǎng)で、江門ニュートリノ実験プロジェクト常務(wù)副経理の曹俊氏は、「直徑41.1メートルのステンレス製格子シェルは検出器を支えるメイン構(gòu)造だ。そして直徑35.4メートルの有機(jī)ガラス球、2萬トンの液體シンチレータ、2萬本の20インチ光電子増倍管、2萬5000本の3インチ光電子増倍管などの多くの検出器部品を含む」と説明した。

ステンレス製格子シェルの有機(jī)ガラス球は、厚さ12センチメートルの263枚の球面パネルと上下の煙突をつなげて作られる。有機(jī)ガラス球の自重は約600トンで、単體としては世界最大の有機(jī)ガラス球となる。

江門ニュートリノ実験検出器メイン裝置は完成後、超純水と液體シンチレータを注入する段階に進(jìn)む。江門ニュートリノ実験は2025年8月に正式に稼働しデータを取得し、約30年にわたり稼働する見込みだ。(編集YF)

「人民網(wǎng)日本語版」2024年11月21日

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