中國海洋石油集団有限公司（中國海油）は12月3日、中國初の海上多層重油熱回収開発プロジェクトである「錦州23-2油田」開発プロジェクトが無事稼動開始したと発表した。これにより、中國の海上重油は大規(guī)模熱回収開発の新たな段階に入ったことになる?？萍既請螭瑏护à?。

錦州23-2油田は渤海遼東灣の北部海域に位置し、平均水深は約13メートルで、主な生産施設(shè)は2基の新しい中心処理プラットフォームで、67本の開発井の稼動が予定されており、ピーク時の原油生産量は1日當(dāng)たり約2600トンと予想される。石油製品の性質(zhì)は重質(zhì)原油だ。

今回稼働開始した熱回収中心プラットフォームは、投影面積が4500平方メートル近くで、サッカー場の半分ほどの大きさであり、これまで中國で建設(shè)された最大の海上重油熱回収プラットフォームとなる。

同油田は多層砂體重油層で、地下の多層重油層は薄い油層と厚い油層が絡(luò)み合っており、従來の技術(shù)では開発が難しい。中國海油は、熱回収の指向性開発方法を採用し、多層を単一井で連結(jié)し、貯留層を串団子のように連ね、「水蒸気ハフアンドパフ＋化學(xué)補助蒸気フラッディング」によって原油の粘度を下げる方法で採掘し、油田の回収率を大幅に向上させている。（編集ES）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年12月3日