中國少數(shù)民族體育協(xié)會はこのほど、第1回全國騎射選手権大會を今月17日から22日まで、広東省深セン市で開催することを発表した。中國少數(shù)民族體育協(xié)會が主催する同大會では、中國全土のトップクラスの選手が一堂に會し、騎射のさらなる普及をバックアップする。中國新聞網(wǎng)が報じた。

馬上から弓を射る騎射は近年、急速に発展している。例えば、中國少數(shù)民族體育協(xié)會は今年1月、中國の騎射を指導(dǎo)する機関「騎射センター」を設(shè)置した。また、今年3月には、アジアの約20ヶ國?地域が共同でアジア騎射連合會を立ち上げ、第1回アジア騎射選手権が開催。さらに、カタール?ドーハで開催される予定の2030年アジア競技大會の競技スポーツとして「騎射」が採用されるよう、働きかけている。

深センで開催される第1回全國騎射選手権大會には、北京市や上海市、広東省を含む、中國の14省?區(qū)?市で選出された選手102人が5日間にわたる競技に參加することになっている。地域ごとに分かれた各チームの成人チームと青少年チームが、騎射の5種目の試合に出場し、個人種目で3人、団體種目で2団體のチャンピオンが誕生することになっている。

また今回の選手権大會では、中國の古代の青銅の方尊と青銅の矢をモチーフに、青銅と黃銅で作られた特注の優(yōu)勝カップが採用されていることが注目されている。

中國少數(shù)民族體育協(xié)會馬文化運動委員會の呉鋼芳會長は、「騎射は、君子に必要とされた教養(yǎng)の六蕓『禮?楽?射?御?書?數(shù)』に含まれており、中華民族伝統(tǒng)文化の伝承。選手権大會を通して、一人でも多くの人に、このスポーツの素晴らしさを感じてもらいたい」とした。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年12月11日